日記・予定表


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2014 5月


5月1日 心機

1年の始まりや、新学期の初めなどは特別な1日に感じて今日から頑張ろうと、自然に思えます。新しいノートを使い始めるときにも、キレイに書こうと自然に思えます。人間は何かきっかけがあれば、自然と頑張ろうと思えるのかもしれません。問題はそれをどう持続するかです。

頑張ることに疲れたら、ほんの些細なことでもきっかけにして心を動かしていければいいのではないでしょうか。

今日から5月だ。理由はそんなものでいいと思います。
今月も頑張りましょう。


5月2日 上杉鷹山

アメリカ第35代大統領ジョン・F・ケネディが尊敬する日本人はいるかと問われて「上杉鷹山」と答えたのは、有名な逸話です。



「小説 上杉鷹山」 童門冬二 著 を先日読み終えました。

小説なので、史実を誇張したり、創作している部分もあると思いますが非常に面白かったです。
最近読んだ小説の中では一番良かったように思います。戦前の教科書には、上杉鷹山の話が載っていたらしいのですが今でも載せるべきです。
志が高い若者に是非読んで貰いたい一冊です。


5月3日 落合博満

元中日ドラゴンズ監督、現GMの落合博満氏の著作を読むと組織マネジメントや人との接し方で、上杉鷹山公と通じるところがあります。



・形式や前例に囚われず、実利・現実主義をとること。
・人を育てるためには、自主性を重んじ、長期的な視点でみること。
・深い愛情を持って人と接するが、情に流されすぎないこと。

これは、色々な組織、学校や塾でも活かしていける考え方であると思います。特に、教育では長期的な視点で見ることが大切です。

なかなか成果が上がらないときは、本人以上に周りが焦ることがありますが長期的にしっかりと支えていける環境を作っていきたいです。


5月4日 理解が先か、解法が先か

数学を勉強していくときの理想は「論理を理解したうえで、公式や解法を使いこなせるようになること」です。

しかし、知識が乏しいときや学習する分野の習熟度が低いときは「先に解き方を覚えてしまう」というのも一つの方法論です。問題を解き進めていく中で、理解が深まり論理を理解できるということが多々あります。

当塾では、出来る限り、論理を先に教えるようにしているのですが、それは数学の本質を理解して欲しいからです。

ただ、それが押し付けにならないように、どうしても理解できないときは先に問題を解けるように指導していきます。

そのときには、ただ問題が解ければ良いということではなく、「なぜ」という感覚を持たないといけないことも併せて指導していきます。


5月7日 友人

GWの最終日は、友人とバーベキューをしてきました。元々、出不精なので誘ってもらえる友人がいるのはありがたいです。

誘ってくれたのは保育園ときから高校まで同じだった同級生で、中学校のときの同級生も参加しましたた。

大学生のときなどはそんなに連絡を取らなかったとしても地元に帰ってきたら、また付き合いが出来る友人は大切です。

肩書きなどで判断せず、人間性だけで付き合っていける数少ない友人かもしれません。

誘ってくれた友人はもうすぐ松山でフレンチレストランを始めるらしいので、上手くいって欲しいと思います。




5月9日 教える側の勉強

塾を開業して1ヶ月ほど経ち、大分ペースもつかめてきたので、以前から取り組みたかったことをやろうと思っています。

7年ほど前から、日課として大学入試問題を毎日解いています。

その目的は自分自身の実力養成と大学入試の傾向を調べることでしたが、それらのレベル別、系統別の分類は行っていませんでした。

それらを整理して、授業で利用できるようにデータベースを作成しようと思います。

指導者は生徒にだけ勉強をさせていればいいのではなくなく、自分自身も成長していく必要があると思います。

よりよいものを提供するために努力を継続することは大切です。


5月10日 大学への数学

昨日の日記で大学入試問題を解くことを日課にしていると書きましたが、満遍なく全ての大学を解いているわけではなくて「大学への数学」という雑誌の3月から5月号で取り上げている
大学の入試問題を解いています。



国公立大学では
東京大学
京都大学
大阪大学
東京工業大学
一橋大学
名古屋大学
北海道大学(理系)
東北大学(理系)
神戸大学(理系)
九州大学(理系)
広島大学(理系)
防衛医科大学校
東京医科歯科大学

私立では
慶應義塾大学(医学部・理工学部)
早稲田大学(理工学部・政治経済学部)
同志社大学(理系)
立命館大学(理系)
関西学院大額(理系)
順天堂大学(医学部)
日本医科大学
東京慈恵会医科大学

といった大学で、よく言う難関大学が多く含まれています。

中には学習効果がそんなに高くない問題(解法を知らないと絶対出来ない問題や簡単すぎる問題)もありますが、やはり良問が多い傾向にあるように思います。

出題傾向や流行もあるので、指導者としては出来る限り解くようにしていきたいと思っています。

上記の「大学への数学」で取り上げられていない大学の中にも難易度が高かったり、良問を作る大学は数多くあります。

個人的には、千葉大学や、熊本大学、静岡大学、また、愛媛大学の医学部の過去問も非常に学習効果が高い良問が多いように思います。

このような大学で出題された問題の指導が出来るように準備をしていきます。


5月12日 三角関数の授業

今日の2年生の授業は三角関数の最大値・最小値と積→和,和→積の公式の分野でした。
どちらも苦手にする生徒が多いです。

苦手にする理由として、公式をそのまま覚えようとしていたり、考える手順が順序だてられていないことが考えられます。

三角関数の分野の公式は作れるようになることが大切なので、公式を忘れた場合は、毎回作る手順を生徒に口頭で説明させるようにしています。



最大値・最小値の求め方は慣れてくれば、反射的に式変形が出来るようになってきますが、慣れないうちはフローチャートをきちんと言葉で書いておくと良いと思います。



習ったときに出来ていても、しばらくすると忘れてしまうので、生徒が忘れたころに演習のプリントをやらせます。

これを何度も繰り返して、受験までに定着させられるように頑張りましょう。


5月14日 見学

授業をしていると気になるのか、よく猫が隙間から覗いてきます。



当塾は授業の見学をしていただいても構いません。塾に通っている保護者の方でも、塾に通っていない保護者の方、生徒いずれでも構いません。

見学に来たからといって無理な勧誘も致しません。合わない塾に嫌々通って、成績が上がらないことが一番の悲劇だと考えています。

猫は外からですが、見学にきた方は中に入って見ていただいて構いません。


5月15日 無料質問受付について

ホームページのTOPにも書いていますが5月、6月、7月(夏期講習前)まで塾生以外の方でも無料で質問を受け付ける時間を設けています。

年間を通じて時間に余裕があるときには、このような期間を設けようと思っています。9月も実施する予定です。

もちろん塾生も利用可能なので、必要であれば予約をいれてもらえればと思います。

質問は、学校で使っているテキストでも大学入試問題でも構いません。教えてもらえる人がいない人、どうしても理解できない問題がある人など、利用して下さい。

詳しくはコチラ→無料質問受付中


5月16日 教え子

昨日、学校の時の教え子のO君と食事に行って来ました。今年、教員採用試験を受けるそうで、色々と話をしてきました

卒業してからもこうして連絡をしてきてくれるのは嬉しいものです。


彼とは松山北高校中島分校で出会いました。中島分校は瀬戸内海の中島にあり、松山市内の生徒はフェリーで通う学校です。今はどうか分かりませんが、当時は島に住む生徒たちと市内から通う生徒が半々くらいでした。

中島分校に松山市内から通う生徒たちは中学校時代に不登校であった生徒が多く、様々な事情を抱えた生徒たちを受け入れるとても意義のある学校でした。今回会いに来てくれたO君も中学校時代に不登校でした。

中島分校は各学年1クラスという小規模校なので、新しくやろうと思ったことをすぐに実行に移せたり、生徒に合わせてカリキュラムをある程度変更できるなど利点がありました。

当時の学校は、進学する生徒用のカリキュラムになっていなかったので夏休みに毎日8時間数学の授業を行って、帰りの船でもプリントを用意して勉強していたのは良い思い出です。卒業した生徒たちからは人生の中で一番勉強した夏だったと言ってもらえました。念のため書きますが、これは強制ではなく希望者だけに行った指導です。

私は1年間で転勤になってしまったので彼を教えたのは高校2年生の時だけでしたが、彼は与えられた環境の中で必死に頑張っていました。

結果、志望していた国立大には現役合格できず私立大学に進学することになりましたが、努力を続け国立大学の編入試験を受けて合格して、今は大学院に通っています。

中学時代に不登校を経験した彼が、教員を志しているのを聞くと感慨深いものがあります。

人生は何もかもが上手くいくわけではなく、挫折を味わうこともたくさんあります。大切なことは、どのような状況でも努力をして、成長しようという気持ちを持ち続けることではないでしょうか。

彼はきっといい先生になります。これからも努力して目標を達成すると思います。


5月18日 空気清浄機

塾開校のお祝いとして、親戚の方から空気清浄機をいただきました。
花粉の季節は過ぎましたが、梅雨から夏にかけて窓を閉め切ることも増えてくると思うので
とてもありがたいです。早速、稼動させています。




5月19日 大切だと思えば頑張れる

昨日、空気清浄機をお祝いにもらったということを書きましたが、それ以外にも、多くの方からお祝いをいただきました。その中でも多かったのが花です。



正直、今までの人生の中で、植物を上手く育てられたことがありません。

それは必要と感じられていなかったり、大切だと思えていなかったからだと思います。

贈り物としてもらったり、教室に彩を添えるために大切にしようと思えば世話をすることは苦でになりません。

勉強も同じで自分にとって必要で大切だと思えれば頑張れるのではないでしょうか。


5月20日 演習の指導

当塾では、授業中に説明するだけではなく演習する時間を出来るだけ取るようにしています。

基本は 授業:演習=5:5  ですが
    授業:演習=3:7  になったり、場合によっては
    授業:演習=0:10 にしたりします。

理由は主に2つで、1つ目は家でやるよりも確実に勉強が出来るからです。家で勉強をしようと思っても、なかなか取り掛かれなかったり、集中できなかったりと勉強する環境になっていないことがよくあります。その点、塾での演習は確実に勉強ができます。集中した勉強時間を確保するというのは、学力向上には欠かせません。

2つ目は、演習するときの姿勢や、取り組み方、思考の流れを確認したいからです。
姿勢というのは、そのまま、姿勢です。長時間集中して勉強するためには正しい姿勢でないと出来ません。社会人になって仕事をするときも、だらけた姿勢で仕事をしていては評価されません。これは自分では中々直すことが出来ないので、指摘して時間をかけて直すしかありません。

取り組み方は、まじめにきちんと出来ているかということです。これは塾での演習中に出来ない生徒はまずいません。そもそも、きちんと出来ない人は辞めてもらうしかないと考えています。

上記は生徒のことですが、コチラの技量が問われるのが思考の流れの確認です。これは生徒一人一人の力を確認しながら、どのように考え、どこまで理解しているのかを指導していきます。同じ問題でも性格や能力に応じて教え方、ヒントを出すタイミングなどを変えていきます。

数学の力はあるのに、問題を見て直ぐに解法が分からないときは諦めてしまっている生徒には、直ぐにヒントを出さず、どのように思考をしていけばよいか問題の取り組み方などを説明します。逆に、数学の力があまりついていない状況で、ずっと問題を考えている生徒には直ぐにヒントを出したり、答えを見ることを薦めたりします。

演習をするといっても、自分に最も合った形で演習しなければ意味がありません。

塾で指導されたことを考えて、一人で演習するときもどのようにすればいいのか意識しながら取り組んでもらいたいと思います。


5月21日 鬼門

今、1年生は2次関数の最大値・最小値の場合分けと2次方程式の解の存在範囲の問題をやっています。ここが数学Tの鬼門です。

ここでの理解が高校数学が出来るようになるかどうかの分かれ目なので、問題を解けるようになるだけではなく、意味を理解する必要があります。

これまではハイペースで進めてきましたが、ここからはじっくり時間をかけて知識と理解を熟成させていきます。


5月22日 途中入塾について

当塾は今年から開講したので、高校2年生と3年生は途中入塾での受け入れとなります。

高校1年生は当初に計画した日程で授業を進めていくので、市内の公立高校に通う生徒は、学校の授業よりも先行して指導ができます。

高校の数学は定着、運用出来るようになるまでに時間がかかるので先行していたほうが有利になるという考えで進めていきます。

現状では、高校2年生と3年生は多少先行していますが、今後入塾された方の学校によっては復習になることもあるかもしれません。生徒の状況に応じての対応になりますのでご理解いただければと思います。

高校1年生に関しては今から入塾する場合、すでに塾と学校の進度にギャップがあるので本来の授業とは別の時間を設けて指導していきたいと考えています。まとまった時間が取れる夏休みなどに集中して復習する予定です。

高校に入って2ヶ月経ってそろそろ数学も難しくなってくるころです。今分からないところは夏休みにでも勉強しようと思っている人はかなり危険です。

一度出来なくなった数学を出来るようにするのは大変なので、後手に回らず先手を打つような取り組みが大切です。


5月23日 3年生理系の授業

3年生理系の今日の授業は
数学Vの微分・積分の加速度・速度・位置の関係でした。



大学入試では、頻出という分野ではないですが
旧帝大や難易度の高い大学で出題されることがあります。

教科書では微分の関係と積分の関係が分けられて説明されていたりしますが
ここは両方の関係を一度に説明しないと理解しにくいと思います。
なので、教科書や参考書の順番を組み替えて教えています。
教えるタイミングや順番によって理解しやすい、しにくいということは多々あるので
そういうことも工夫しながら授業をしています。


5月26日 成果

中学校までに比べて高校の勉強というのは成果が出にくいので、一度分からない状態に陥ってしまうと、本人がかなり頑張っているつもりでも出来るようになりません。

ですから、目に見えた成果を求めていると気持ちが続かないこともあります。

その解決方法は周りのペースに合わさないこと、そして周りと比べないことです。

大切なのは、いつまでに何が出来るようになればいいかを把握しておくことです。

出来ない生徒の中には、今日勉強したら明日出来るようになっていると思ってしまう人がいます。そういう生徒は、すぐには成果が出ないので努力が続かないとなりがちです。

当塾に通い始めて1ヶ月位が経つ生徒が、最近、反応や取り組み方が変わってきました。

しかし、結果に結びつくのは頑張り続けて3ヶ月から6ヶ月先です。

成果が目に見えない間いかに頑張れるか、教える側は、その期間の生徒の辛さを理解して心が折れないように支えていく必要があると思います。


5月27日 勉強への意識

当塾は今年の4月から始めたばかりので、まだ実績はありません。しかし、ありがたいことに今まで私と関わった方からの紹介や口コミでお問い合わせを頂いています。

入塾の前に面談をすると、保護者の方が塾に通わせたいというよりも本人が塾に通いたいという生徒が多いです。

このような生徒が多いのは非常に助かります。勉強を頑張ろう、なんとかしないといけないという気持ちを生徒自身が持っているからです。

勉強を頑張ろうという気持ちは、こちらで芽生えさせることは出来ません。

塾に通っているうちに以前より頑張ろうという気持ちが強くなることはあっても、それは本人の中から湧き出てくるもので、根本的に頑張る気持ちが無い人はどうすることも出来ません。

頑張れない人は、頑張れないなりの人生になってしまいます。

頑張らないけど自分の思い通りになって欲しい、そんな都合のいい話はありません。

周りに頼る前にまずは自分で行動する気持ちを持たなければいけません。その気持ちがある人には、こちらも全力でサポートしていきます。


5月28日 本質の理解

1年生の2次関数の授業も大詰めで、今日は定数分離と2変数関数の授業を行いました。

どちらも今後様々な分野で出てくるのですが、特に定数分離の考え方は重要です。

ここで大切なことは、定数を分離すれば問題が解ける、解きやすくなるということではなく、なぜそのように考えられるのかを理解できているかということです。

テクニックだけを身につけて本質的なことが理解できていなければ、今は出来ても、他の分野で同じ考え方を用いるときに使うことが出来ません。

数学が苦手な人の中には、問題を解くときに何の分野なのかと分類することを意識しすぎている場合があります。

図形の問題を解くときに、図形の性質のみで処理するのか、ベクトルを用いてで処理するのか、座標平面を用いるのか、それらを組み合わせるのかなど様々なアプローチができれば、より数学の力が伸びてきます。

そのよう考えられるようになるためには、各分野の理解を表面的なものだけでなく本質的な部分まで理解する必要があります。

問題を解く技術をよりも、本質的なことを理解するような指導をしていきたいと考えています。


5月29日 モラルと勉強

モラルと勉強には相関関係があると考えているので、当塾ではそういった話をすることがあります。

ここでいうモラルはマナーや礼儀と言い換えてもいいと思います。モラルが身につくことで精神年齢が高くなり、勉強にプラスになると考えています。

また、こうした基本的なことを身につけると勉強以外にもプラスに働くことがあります。

例えば、会社で働くときに、モラルがないと上司や先輩からどう思われるでしょうか。挨拶も出来ない人に教えてあげようとか、面倒を見てあげようという気持ちがおきるでしょうか。

自分の周りにいる人は全て自分の友達というわけではありません。立場や関係性を考えて適切な対応が取れなければ、チャンスを失う可能性があります。

人によっては周りなど関係無い、自分ひとりで生きていくという人もいるかもしれませんが、私はそういう人とは一緒に勉強をしたくありません。一緒にいて不快に感じる人の学力を伸ばしたいと思ないからです。

塾でも学校でも社会でも気持ちよく過ごすためには礼儀を備えていないといけないのです。

モラルを身につけるというのは、他人の気持ちを考えることに繋がります。その考えるという行為が、勉強を含め自分の身に返ってくるように思います。


5月30日 諦めない気持ち

数学の指導をしていると、人によって分かりにくいところが違うんだなと感じることがよくあります。

分かりにくいところは中々定着しないので、説明して理解をしても暫く経つとまた分からなくなるのですが、生徒は同じことを聞くのは申し訳ないと思っているのか、分かっていないのに質問をしないことがあります。

それが数学が分からなくなる第一歩です。

私は同じことを聞かれてもイライラしないので、何度でも同じことを質問してもらいたいと思っています。

ただし、分かっていないのに、分かりましたと言われるとイライラしてしまいます。ですから、質問をするときはそこに気をつけてもらいたいと思います。

学校の先生の中には、同じことを何度も聞くと怒る先生がいるかもしれません。そういう場合は仕方ないので怒られながら何度でも同じことを質問しましょう。

苦手だからと直ぐに諦めず、出来るようになるまで繰り返す気持ちが大切です。


5月31日 3日間、考え続けた問題が解けました。

私が大学生の時に、ある教授が
「分からないことがあったときは、ご飯を食べるときも、トイレに入っているときも、お風呂に入っているときも、歩いているときも、寝る直前も、寝ていても考えましょう。そうすれば、分かる瞬間がくるかもしれないです。」
と言っていました。

大学生の時には実践できませんでしたが、年を取って数学を教えるようになってからは、多少そのようなことが出来るようになりました。

出来るようになったというよりも、自然とそのような行動を取るようになったという方が正しいかもしれません。

学生のときは出来なかったら諦める、誰かに聞くという選択肢がありましたが、指導者になると生徒に説明が出来るようになるまで自分で考える選択肢しかないからです。

やらなければならないと本気で思えば頑張れるようになります。私はもっと早くそう思えるようになれば良かったなと今になって思います。

そのような気持ちをいつ持つのかで人生は変わるのかもしれません。生徒の皆さんは是非、高校生の間に本気になってもらいたいと思います。



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