2018 8月
8月1日 夏季講習中
8月になりました。
例年8月は忙しくなるのですが、昨年までは7月の後半から徐々に忙しくなるという様子で、ある程度は時間がありました。
ところが今年は様々な状況が重なって7月後半からとても忙しく、風呂と睡眠の時間以外はほぼ授業と授業準備をし続けているという状況です。というわけで日記の更新は暫くできません。
8月前半は授業が詰まっていますので面談などの対応は21時半以降の遅い時間になりますが、お問い合わせなどがあればご連絡ください。
平成30年7月31日現在の進度状況
1年生 数学A・・・「場合の数」まで修了
2年生 数学B・・・「平面ベクトル」まで修了
3年生B 「標準問題」・・・150問まで解説済
3年生V 数学V・・・全分野修了
8月14日 前半終了
今日で8月前半の授業が終わりました。10時間連続で授業をする日が続いたので、ものすごく疲れました。
指導する側は毎日長時間やっていましたが、生徒からしてみれば長くても1日2時間です。小学生であれば1日2時間の勉強を1週間程度やれば多少結果が出てきますが、高校性の場合は直ぐに効果があるわけではありません。
それは、高校の勉強は内容が多岐にわたっていて難しいので、実力が一定のラインを超えるまで結果として現れ難いからです。短期的な結果を見れば、努力をしていても、していなくても同じような点数になることもあります。
例えると、水に食塩を溶かすのと似ているかもしれません。食塩を水に少量ずつ入れても溶けてしまって、外から見ている分には何も変わっていないように見えます。しかし、入れ続けると飽和量を超えた瞬間に形となって見えるようになります。
努力が飽和して結果となって現れるためには、努力をし続けるほかはありません。
8月後半も頑張りましょう。
8月22日 バランス
8月も後半に入り前半ほどは忙しくなくなると思っていましたが、さほど変わらず忙しいです。
当塾では授業に加えて必要であれば無料で個別指導を行っているのですが、8月は個別指導の希望が多くなり、指導時間が増えています。
こちらは忙しくなりますが、塾の運営方針が何とかしたいと思っている生徒の手助けをするということなので、自主的に勉強をしに来ることを歓迎しています。
個別指導も行っているので時間を多く取っているとは思いますが、それでも、まだまだ指導をしたいと感じる生徒が多いです。
他教科とのバランスもあるため、数学だけに時間を使わせるわけにもいかないのですが、ある程度まとまった時間をかけないと効果が得られません。ただ、やみくもに指導時間を増やしても消化不良を起こして効果が得られないのが難しいところです。
勉強の負荷をかけた時に一人一人受け入れられる容量が違ったりもしますから、そのあたりも見極めて適切な指導をしていきたいと思っています。
8月25日 9月の予定表
TOPページに9月の予定表をアップしました。
あっという間に8月が終わり気づけば9月になりそうです。
すでに夏休みが終わった学校も多いですが、特に高校3年生はこの夏、しっかりと学習に取り組めたでしょうか。
9月は運動会や文化祭など学校行事が忙しくなります。
そのような行事に参加することは大切なのですが、どんなに忙しかったとしても自分のやるべきことを見失わず、日々の勉強時間が0になってしまわないように心がけてもらいたいと思います。
目の前のことを頑張ることは大切ですが、長期的に行うべきことも忘れずに、自分の中で複数の軸を持って行動するように意識しましょう。
8月27日 グラフの指導
現在、複数の講座で色々なグラフの描き方を指導しているのですが、グラフを描くことを苦手にする生徒が多く、正確に描けるようになるまでにかなりの時間を要します。
塾でグラフの描き方を教えても全員が完璧に描けているわけではありませんが、基本的な2次関数のグラフであっても、途中入塾してきた生徒で正確に描けている生徒をほぼ見たことがありません。
これは、2次関数を習ったときにグラフの描き方を細かく指導されていないことが原因ではないかと思います。更に、グラフの描き方指導をされていたとしても、実際に描けているかの確認を行い、描けるようになるまで練習をさせられていないのではないかと思います。
グラフの指導は手間がかかります。新しいグラフの描き方を教えた時は答えを見ても合っているかどうかの判断が生徒には出来ません。そのため、指導者が生徒の解答を全て確認して、どこが間違っているかを指摘して直させないといけません。
これを学校でやろうとすると1クラスで40人分あるわけですから不可能ではないでしょうが非常に多くの手間と時間がかかります(もちろん、きちんとやっている先生もいると思います)。
当塾では多くても1クラス10人程度なので、生徒が描いているグラフは出来る限り確認をして、かなり細かく指摘します。
大学入試ではグラフを描いて考えないといけない問題が非常に多く出題されるので、グラフを正確に描けるようにしておくと、それだけでアドバンテージが得られます。
目の前の点数だけを取りに行くのではなく、先を見据えて手間のかかることに時間をかけた勉強をすることが大切です。