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2022 7月


7月2日 現在の進度状況と、これからの授業予定

現在の授業の進度状況と、これからの授業予定を書いておきます。

令和4年7月2日現在の進度状況

1年生   数学T・・・「2次関数」まで修了
2年生   数学U・・・「対数関数」まで修了
      数学B・・・「ベクトル」平面の位置ベクトルまで修了
3年生B  「標準問題」・・・141問まで解説済(残り9問)
3年生V  数学V・・・修了


今後の授業予定は以下のようになっています。

1年生  7月 数学A・・・「場合の数」「確率」
     8月 数学A・・・「確率」「図形の性質」
        数学T・・・「三角比」

2年生  7月 数学B・・・「平面ベクトル」「空間ベクトル」
     8月 数学B・・・「空間ベクトル」
        数学U・・・「微分法」

3年生B  7月 「標準問題」「総合演習」
     8月 「総合演習」「マーク演習」

3年生V 7月 「総合演習」
     8月 「総合演習」「マーク演習」

8月の高校3年生の「マーク演習」は時間の使い方の確認をする程度になります。

授業は上記の予定で進めますが、復習が必要な分野に関しては空き時間を利用して指導を行います。

また、途中入塾の生徒は身につけておいて欲しい内容が抜けていることが多いので、こちらから個別指導を呼びかけることになると思います。

高校の数学は一度苦手になってしまうと、やり直すのが遅くなるほど負担が大きくなり、出来るようになるまでの時間も長くなります。

現在、高校3年生は募集を終了していますが、高校1、2年生は途中入塾が可能です。

入塾をご検討されている方はお早めにご相談下さい。


7月3日 勉強になりました

先日、高校の教員時代にお世話になっていた先生と会う機会がありました。

その方は、専門の業界では信じられないような実績を残されている方で、話が面白く、勉強になることも多かったです。

話の中で「こちらが出来るだろうと思う基本的なことでも、放っておくと生徒はとんでもない方向に進んで行くことがあるから、見ていないと安心できないね」と仰られていましたが、とても共感出来ました。

今日の授業でも、例題を説明して数字を変えただけの問題を解かせてみると、書くべきことを書いていなかったり、効率の悪い計算をしていたりと、こちらの思った通りに出来ない生徒が複数いました。

こういう状態のまま家で勉強をしても学力が伸びにくいので、当塾では出来ると思うことでも、一度はその場で問題を解かせています。

最終的には生徒に一人立ちをしてもらわないといけないのですが、その途中では親身になって生徒を見ることが大切だと再確認させてもらいました。


7月4日 目標は自立すること

高校3年生は、7月から本格的な大学入試問題を解くための演習に入りました。

今日は1回目の演習でしたが、ほとんどの生徒が苦戦していました。

例年、本格的な演習に入ったときに、すんなり対応できる生徒は1割程度と感じます。

9割の生徒は、手が出せない状態から始まって、定着していない分野の復習をしたり、大学入試の頻出の考え方に慣れたりしながら、少しずつ問題が解けるようになっていきます。

気をつけないといけないのは、塾の演習だけをやっていても、それほど学習効果は高くないということです。

何が身についていないのかを自覚して、自分で勉強をしなければ、いつまで経っても解説を聞いているだけの人になってしまいます。

大学受験を通じて、誰かに依存しすぎることなく、自分で考えて行動出来るようになることが大切だと気づいてほしいと思っています。


7月5日 根深い問題

定期考査が終わったので、解答用紙を持ってきてもらっています。

テストの点数はそれほど気にしていないのですが、基礎的な問題が出来ていない生徒は気になります。

生徒を指導していると、やる気があり、勉強をしていても、問題が解けるようにならない場合があります。

そういう生徒の傾向として、教えた直後は出来ていても、少し時間が経つと忘れてしまったり、教えていない独自の解き方(間違っている)で、問題を解いていたりします。

こうなる原因の多くは、内容を理解せずに解き方だけを覚えたり、解き方の真似をして対処しようとしていることにあるので、最終的には勉強に対する考え方を変えるしかありません。

しかし、そうした勉強のやり方に慣れてしまっているので、直ぐに変わることはありません。

これは、生徒を責めているわけではありません。

生徒自身がどうすればいいのか悩んでいて、悔しい思いをしていると思います。

こちらも、どのように指導すれば内容がきちんと定着して、出来るようになるのだろうと考えています。

放っておいて解決することはないので、勉強の取り組み方を嫌にならない程度に伝えながら、少しずつ変化するのを待つしかないのかなと思っています。

生徒に頑張る気持ちがある限り、それが良い方向に行くようにサポートをしていきたいです。


7月6日 8月の予定の改訂版

8月の予定表(仮)を配布して生徒から都合の悪い日を伝えてもらったので、現時点での改訂版を出しておきます。

講座によっては3日連続授業になる場合がありますが、何とか授業が多く出来るように予定を組んでいます。

中学2年生までは夏休みに本当に休んでいても大丈夫なのですが、大学に進学を考えている人は中学3年生から高校3年生までは夏休みは無いと考えるべきです。

高校で学ぶ数学の分量と難易度を考えると、普通にやっていては3年間で大学入試に対応する力を身につけられる設定になっていないと感じます。

中高一貫校の生徒は高校課程の勉強に4年以上使えるので多少の余裕はありますが、公立高校の生徒は学校の進度に合わせて勉強をしていると、大学受験に間に合いません。

そうならないために夏休み中に授業をするので、学校は休みでも、勉強に休みは無いと考えて頑張りましょう。


7月7日 難しい問題の使い方

当塾では、基礎〜標準の徹底を指導方針としていますが、発展的な問題を取り扱う場合もあります。

難しい問題の取り組み方は、以下を参考にしてもらいたいと思います。

難しい問題は、問題の解き方だけを覚えるのではなく、1行ずつ論理展開を確認して納得がいくまで考えた上で、1週間後に解答を再現できるか解いてみます。

このとき、再現できないのであれば、どの部分の理解が曖昧なのかを調べて復習し、また少し時間をおいて解答が再現できるか解いてみます。

これを、解答が完璧に再現できるようになるまで繰り返すことが有効です。

また、難しい問題は色々な要素が複雑に絡み合っているので、問題を構成している要素を細分化して、定着していないと感じる内容を分野毎に復習をするのも効果的です。

このように、難しい問題は一度解いて分かった気になっていたのでは学習効果が低く、同じ問題に繰り返し取り組み、掘り下げていくことで高い学習効果を生みます。

夏休みは勉強時間を多く確保できる人もいるでしょうから、上記の勉強方法も試してみてはどうでしょうか。


7月9日 訃報

昨日7月8日、安倍晋三元総理がテロリストの凶弾に倒れ、お亡くなりになりました。

日本の現役の政治家の中では、間違い無く一番有能であった安倍元総理が亡くなったことは、日本にとってあまりにも大きな損失です。

首相在任期間歴代1位で、世界各国の首脳から信頼されている安倍元総理は唯一無二の存在でした。

新聞やテレビでは、安倍元総理の功罪などを報道するでしょうが、実際には罪の部分は各種メディアによって作られたものが多く、功の部分の多くは語られないでしょう。

安倍元総理のご逝去によって、日本国内のみならず、世界の中の日本の立場すら変化する可能性があります。

それほど偉大な方が亡くなったことを、非常に残念に思います。

謹んでご冥福をお祈りいたします。


7月10日 参議院選挙

年を取り仕事をしたり税金を払うことで、自分と社会との関りを感じるにつれて政治や経済に興味を持ち始める人が多くなると思います。

教科の勉強と同じで意味が分からないと面白くありませんが、分かってくると政治や経済のことを面白いと感じるようになります。

テレビでは表面的なことしか報じなかったり、偏った内容が多く、何故そうなっているのか理由が分からないため、あまり勉強になりません。

以前はそうした理由が分かるようになるためには、様々な角度から書かれた政治や歴史の本を読むしかありませんでした。

しかし、今はニュースを解説しているyoutubeチャンネルが多くあり、初学者でも勉強をし易い時代になっています。

政治や経済の勉強をする気がしなかった人達も、興味のあるニュースの解説を5分〜10分の動画で見ることで、理解が深まり、より多くのことに関心を持つようになると思います。

このとき気を付けないといけないのは、ある程度勉強が進んだところで、様々な思想の存在を勉強して自分で考える様にしないと、おかしな思想に洗脳されてしまう危険性があるということです。

自分で考える訓練をして始めて客観的に物事を見たり、正しい判断が出来るようになると思うので、高校生のうちは政治や経済の勉強にのめり込むよりは、受験勉強を通じて、自分で考える力を鍛える方が健全だと思います。

18歳から選挙権はありますが、あまり焦らず、興味を持ったことから少しずつ勉強をして、選挙に行くようになれば良いのではないかと思います。


7月11日 演劇を観に行ってきました

先日、演劇を観に行ってきました。

コロナが流行る前は年に何度か観に行っていたのですが、この2年は入場制限がかかったり、中止になったりして観ることが出来ませんでした。

映画やテレビドラマと比べると、演劇を観ようとする人は少ないです。

それでも一定数の人が会場に足を運ぶのは、画面越しに見る人と目の前にいる人では心に響く度合いが違うからではないかと思います。

こうした催しが以前と同じように行える社会に戻ることを願っています。




7月12日 予定変更

高校2年生の講座では、現在「ベクトル」の授業をしています。

「平面ベクトル」の授業が終わったので、1コマ(2時間)復習をしてから「空間ベクトル」の授業に入る予定でしたが、生徒の様子を見て復習の時間をもう1コマ追加することにしました。

「空間ベクトル」の授業は「平面ベクトル」の内容が身についていることを前提に進めるので、今のままだと理解が厳しい生徒が大半のように感じます。

「ベクトル」の分野は、慣れてしまえば処理の仕方が単純に感じるのですが、その状態になるまでには慣れが必要です。

また、勘違いしやすいことが多いので、間違った考え方のまま練習をしていると、勉強するほど出来なくなる危険性がある分野でもあります。

そういうことが無いよう集中的に復習をした方が今後のためには良いと判断して、予定を変更しました。

他の講座も生徒の様子を見ながら、予定通り進めるのか、予定を変えるのか微調整をしていきます。


7月13日 困難は分割せよ

数学者デカルトの言葉に『困難は分割せよ』というものがあります。

この言葉は数学の問題を解くときの真理を表しているので、指導をするときには同様のことを伝えています。

高校数学で問題の難易度が上がってくると、見た瞬間に解法が分かるということはなく、状況を整理して何をするのかを明確にした後、立式をして、それを計算していきます。

問題のレベルを上げた時に対応出来ない生徒を見ていると、状況の整理と立式を同時に行い、計算の途中で何をやっているのか見失っていることが多いです。

問題のレベルが高くなったときに初めてやろうとしても出来ないので、基本的な問題を解くときから『状況整理』『立式』『計算』に分割して問題を解くように指示しているのですが、その通りに実行出来る生徒は多くありません。

数学の問題の個別具体的な解き方よりも、こうした大局的な考え方の方が受験にとっても人生にとっても大切だと思うので、意識して取り組んでもらいたいです。


7月14日 送迎についてのお願い

保護者の方に、送迎についてのお願いです。

当塾の駐車場は下記の図の黄色の部分となっています。

当塾の駐車場が少ないためご迷惑をおかけしますが、下記の図の左側の駐車場、駐車場前には駐車をしないようにお願いします。

可能であれば、授業終了時間を5分程過ぎてから到着するように時間を調整していただくなど、塾の近隣に車を停める時間を短くするようにご配慮いただけると助かります。

21:30に終了する授業は、質問などで生徒が教室を出る時間が遅くなることがありますので、そういう場合は連絡をするようにさせていただきます。

ご協力をよろしくお願いします。




7月16日 更新が減ります

これから8月にかけて授業準備や教材作成が忙しくなるので日記の更新頻度が減ります。

高校3年生は、これから必要であれば分野毎の説明を行いますが、現時点で1からやらないといけない分野があるのは厳しいと自覚しなくてはいけません。

遅くとも高校3年生の7月までには全分野の復習を終えて、基本的な知識が定着している状態にしておかなければ、本格的な演習に入っても適切な効果が得られません。

高校1、2年生で苦手な分野があるという人は、夏季休暇中に耐えられる負担ギリギリの量で個別指導を入れる予定です。

今は辛かったとしても、後で楽をするために頑張りましょう。


日記は書かないといけないことがあったり、余裕があれば更新をしようと思います。

途中入塾のお問い合わせになどには対応したしますので、御用の方は電話かメールでご連絡下さい。

※ 現在、途中入塾は高校1、2年生のみ受け付けています。高校3年生の途中入塾は受け付けていませんので、ご了承ください。


7月25日 8月の予定表(確定版)

TOPページに8月の予定表の確定版をアップしました。

確定版とはなっていますが、生徒の予定によってこれから変更することもあります。


現在、高校3年生は大学入試問題に対応するための総合演習を行っています。

この授業をしていると、基礎的な内容の定着がいかに大切かを改めて感じます。

定着が不十分な生徒は、問題の局所的な計算処理の度に分からないことが現れて、大局的な内容の理解が深まりません。

現時点で全ての基礎内容が完璧な生徒の方が少ないので、それ自体は構わないのですが、自分が出来ていないことを自覚して、各分野の復習を自発的に行わなければなりません。

どんなことでもそうですが、直ぐに結果は出なくても、自分が出来ていないことを誤魔化さずに、愚直に努力をする以外に実力をつける方法はありません。

高校3年生は出来ないことが生徒によって異なるので、各分野の復習は生徒任せにしています。

自分で復習の教材を用意しても良いですし、分野と難易度を申告してくれば教材を渡すようにしています。

高校1、2年生は各分野の授業が終わる毎に、塾で強制的に復習をさせています。

復習で扱う教材は、授業で習った問題の数字を変えただけのものですが、これを行うと学力が上がることを実感します。

それでも、学力が上がるのは一時的なもので暫くしたら少しずつ忘れていきます。

それから定着の状態に持っていくためには、学校の課題を解いたり、個人的に復習するなど、同じことを何度も行うことが必要です。

塾に通うと、何か特別な方法で学力を上げてくれると思っている人がいますが、そんなものはありません。

当塾は、愚直な方法で、確実に学力をつけることを目標として指導していきます。



8月後半までは教材作成や生徒指導で時間が取れないので、日記は書かないといけないことがあったり、余裕があれば更新をしようと思います。

途中入塾のお問い合わせになどには対応いたしますので、御用の方は電話かメールでご連絡下さい。

※ 現在、途中入塾は高校1、2年生のみ受け付けています。高校3年生の途中入塾は受け付けていませんので、ご了承ください。



松山数学塾
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