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2023 7月


7月2日 現在の進度状況と、これからの授業予定

現在の授業の進度状況と、これからの授業予定を書いておきます。

令和5年7月2日現在の進度状況

1年生   数学T・・・「2次関数」修了,「場合の数」の同じものを含む順列まで修了
2年生   数学U・・・「対数関数」まで修了
      数学B・・・「数列」の2項間漸化式まで修了
3年生B  「標準問題」・・・150問まで解説済,総合演習9回目まで解説済
3年生V  数学V・・・残りは「加速度・速度・道のり」


今後の授業予定は以下のようになっています。

1年生  7月 数学A・・・「場合の数」「確率」
     8月 数学A・・・「確率」「図形の性質」
        数学T・・・「三角比」

2年生  7月 数学B・・・「数学的帰納法」,数学U・・・「微分法」
     8月 数学U・・・「積分法」,数学B・・・「平面ベクトル」

3年生B  7月 「標準問題」「総合演習」
     8月 「総合演習」「マーク演習」

3年生V 7月 「総合演習」
     8月 「総合演習」「マーク演習」

8月の高校3年生の「マーク演習」は時間の使い方の確認をする程度になります。

授業は上記の予定で進めますが、復習が必要な分野に関しては空き時間を利用して指導を行います。

また、途中入塾の生徒は身につけておいて欲しい内容が抜けていることが多いので、こちらから個別指導を呼びかけることになると思います。

高校の数学は一度苦手になってしまうと、やり直すのが遅くなるほど負担が大きくなり、出来るようになるまでの時間も長くなります。

現在、高校3年生は募集を終了していますが、高校1、2年生は途中入塾が可能です。

入塾をご検討されている方はお早めにご相談下さい。


7月4日 新課程の難しさはこれから

先日の日記で、これからの授業予定について書きました。

当塾はこれまで
「三角関数」→「指数・対数関数」→「ベクトル」→「微分積分」→「数列」
の順に授業をしてきました。

現在の高校2年生からは
「三角関数」→「指数・対数関数」→「数列」→「微分積分」→「ベクトル」
というように「数列」と「ベクトル」を逆にします。

理由は学習指導要領の新課程で「ベクトル」が数学Cに移行したため、学校で学習する順番が後回しになるためです。

どの順で学習をしても構わないのですが、生徒の負担感が少ない方が良いだろうと思い、このような進行にしました。

新課程では、単位認定のため上記に加えて数学Bの「統計的な推測」が必修扱いになっているので、学校では授業を受けることになります。

しかし、大学入試では必ずしも必要ではありません。

理系の生徒は分野の選択によって避けることが出来るので、そうすることが大学受験には有効だと考えています。

当塾では「統計的な推測」は理系の講座では授業を行わず、文系の講座では上記の後に授業を行う予定です。

「統計的な推測」の授業は3週程度かかると思われますが、公立高校の理系の生徒にとってこの時間が受験に及ぼす影響はかなり大きいです。

世間一般ではどのような意見が出てくるか分かりませんが、現在の私はこのように判断をします。


7月6日 答案から読み取れること

定期考査が終わったので、答案用紙を持ってきてもらっています。

今日見た高校1年生の答案は、成長の跡が見えたので良かったと感じました。

私が答案を見るときはテストの点数はそれほど気にしていません。

まず気になるのは基礎的な問題がきちんと解けているかで、その部分を確認します。

その次に気になるのは、記述が適切に書けているかです。

数学の学力がついていない生徒の答案は、数学の問題を解くための思考が作られていないと感じるものが多いです。

答案が箇条書きになっていたり、答えの値を出すことだけを目的に書かれているものは、入試本番では評価されません。

点数があまり取れていなくても、基礎的な内容が出来ていたり、思考を追える答案の書き方が出来ていれば、勉強の方向性が間違っていないので継続すれば成績は上がってきます。

逆に、上記の点が答案から感じられない生徒は勉強の取り組み方を変えないと、中々成績は上がりません。

授業中に答案の書き方を指摘されることが多い人は、少しずつでも意識してもらいたいです。


7月8日 計画を立てる責任がある

今日の高校3年生の授業で、ようやく「数学V」が終わりました。

当塾に在籍している生徒の学校行事や定期考査の日程で授業が進められないこともあり、例年より半月程度終わるのが遅くなりました。

現時点では授業が終わっただけなので、これから復習をして内容を定着させる必要があります。

遅れている分演習時間が減ってしまうので、今年度の高校3年生にはそのことを伝えて、これから気合を入れて頑張ってもらいたいと思います。

先日の日記で書いたように、現在の高校2年生からの新課程では、これまでの内容加えて「統計的な推測」が加わります。

ということは、それ以降の学年は「数学V」の授業が終わるのが遅れて演習時間が減る上に、学習しないといけない内容が増えます。

中高一貫校の生徒は1年間前倒しで学習できるので、影響はそれほど大きく無いでしょうが、公立高校の理系の生徒はしっかりと計画を立てて勉強をしていかないと、高校3年生で大学受験に間に合わないと気づくことになりかねません。

当塾では、現在高校2年生の理系の生徒は「統計的な推測」の授業をしないことで対応します。

それ以降は、大学入試の出題形式を見てどうするかを決めていきます。

今から2、3年間、大学入試までの学習計画を立てるのは、指導者の責任が大きいと考えています。


7月9日 「場合の数」「確率」の心構え

高校1年生の講座は今日の授業で「場合の数」が修了しました。

次回の授業で復習をして、その次から「確率」の授業に入ります。

これまでの指導経験から「場合の数」「確率」を苦手にする生徒は非常に多いです。

特に、途中入塾してくる生徒はもれなくと言って良い位苦手にしています。

その原因は、この問題は「Pを使うのか」「Cを使うのか」というような取り組み方をしているからだと感じます。

授業中に生徒が問題を解いているときに注意して見ているのは、解答が数字や記号だけになっていないかです。

そういう生徒に「P,C」の意味を聞くと、正確に答えられない場合がほとんどです。

意味が分かっていないのに用いるというのは、数学が出来なくなる兆候です。

「場合の数」「確率」の問題が解けるようになるために大切なことは「漏れなく、重複なく数える」ことです。

問題の答を出すことを目的にせず、根本的な姿勢を身につけることを意識して取り組むと、この単元が得意になるはずです。


7月11日 受験勉強のスタート地点

愛媛県内の公立高校を受験する場合、どの高校を受験しても入試の内容が同じなので、最終的に身につけなければならないことは同じになります。

また、中学校で学ぶ内容はそれほど多くないため、学校や塾で指示をされたことを真面目に実行していけば、学力がついていく傾向にあります。

これに対して、大学入試は大学によって内容も科目も異なるので、何を勉強すればいいのかは人によって異なります。

また、内容が多く難しくなるため、全ての科目を完璧に仕上げることの出来る生徒はほとんどいません。

高校生の学力を上げるために指導者に学習計画を立ててもらう場合、マニュアル通り指導するのは無理で、相当な経験と知識が無ければ個別に対応するのは難しいです。

そのため、大学受験のための勉強では、自分が今何をやるべきなのかを自分で考え決断することが必要です。

当塾の高校3年生の演習の授業では、大学入試の数学で全員が身につけて欲しい技術や心構えについて指導をしていきます。

しかし、上記の理由から塾の授業を受けているだけでは不十分です。

演習の授業を受けて、自分に足りていないと感じる部分は自分で復習をしなくてはなりません。

そのための教材が必要であれば、相談をしてくれれば配布します。

大学受験は学校や塾に任せきりにせず、自分で責任を取るという気持ちを持つことが、スタート地点になります。


7月13日 4日間休みます

明日から4日間、塾を休ませていただきます。

夏休み中はほとんど休みが無いので、その前に家族で過ごす時間を取る予定です。

連絡がつく状態にはしておきますので、お問い合わせや、ご用の方は、電話かメールをお願いします。

夏の指導を頑張れるように英気を養っておきます。


7月18日 今日から再開

今日から授業を再開します。

ほとんどの学校は明後日が終業式で、それから夏休みに入ります。

以前に書いた通り、大学進学を考えている高校生にとって、夏休みは学校が休みというだけで勉強を休んで良いわけではありません。

余裕がある生徒は予習をしたり、よりレベルの高い内容の演習を行い、苦手な分野がある生徒は克服するための期間にしましょう。

また、長期休暇中の補習には地域差があるようですが、愛媛県の高校はほとんどが実施しています。

実質的な休みは8月前半の2週間位しか無いため、計画的に過ごさないと直ぐに終わってしまいます。

努力をする覚悟を決めて、本格的な夏を迎えましょう。


7月20日 明日から夏休み

今日で1学期が終わり明日から夏休みになります。

学校の補習はありますが、部活が無い生徒は午後から時間があると思います。

塾は13時頃から空ける予定なので、苦手分野がある生徒は早めに克服出来るように個別指導を利用するなどしてもらいたいです。

また、質問が無くても家で勉強が出来ないという生徒は自習室を利用してください。

これから8月中旬まで個別対応と教材作成、授業準備が忙しくなるので、日記は不定期更新になります。

お問い合わせの対応は可能なので、ご用の方は電話かメールでご連絡下さい。


7月25日 8月の予定表

TOPページに8月の予定表の確定版をアップしました。

ただし、生徒の予定によってこれから変更することもあります。


8月後半までは教材作成や生徒指導で時間が取れないので、日記は余裕があれば更新します。

途中入塾のお問い合わせになどには対応しますので、御用の方は電話かメールでご連絡下さい。

※ 現在、途中入塾は高校1、2年生のみ受け付けています。高校3年生の途中入塾は受け付けていませんので、ご了承ください。


お問い合わせをされる前に、これまでの日記や方針などを読んでいただければと思いますが、ここにも当塾の指導内容を少し書いておきます。


当塾は、愚直な方法で、確実に学力をつけることを目標として指導します。

高校1、2年生の授業では学習内容の本質を理解することを目指して説明をします。

説明後、授業中に生徒各自に問題を解かせて理解出来ているかを確認します。

内容を定着させるために、授業で学習した内容の課題を家で解いてくるように指示します。

また、各分野の授業が終わる度に塾で復習をさせています。

この流れについてこられない生徒や途中入塾で苦手な分野がある生徒は、授業時間外に個別指導を行います。

余裕のある生徒に対しては、発展的な内容の課題を追加で配布します。



高校3年生は大学入試問題に対応するための総合演習を行います。

大学入試で出題される頻出の考え方を身につけつつ、初めて見る問題にどのように対処するのかの練習をしていきます。

その過程で足りていない知識があると感じた場合は、部分的に復習をするようにします。

知識が抜けている分野は生徒各自で異なるので、復習の教材は生徒毎に異なります。

ある程度受験校が定まってきたら、集団を分けたり、課題を別のものにするなど、細分化して指導を行っていきます。


当塾の指導内容のざっくりとした説明は以上のようになります。

その他、ご質問などがある場合は、電話かメールでお問い合わせください。



松山数学塾
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