2023 8月
8月4日 適切な負荷と回数
1年前の8月1日の日記に個人的にあることを始めたと書いていました。
あることとは筋力トレ−ニングで、今のところ1年間継続することが出来ています。
どこまで信憑性があるかは分かりませんが、ジムに通う人の1年間の継続率が4%程度で、筋トレに限定すると1年間の継続率は0.3%程度だそうです。
これを信じるのであれば、頑張れている方かなと思います。
筋トレを1年間継続をすると色々な変化を感じます。
まず、肩こりや腰痛などが無くなり、体力的に辛いときでも集中力が続くようになりました。
また、肉体の部位によっては明らかな見た目の変化があります。
筋トレをしていて感じるのは、運動と勉強は似ている部分が多いということです。
1日努力をしても昨日と今日で変化を感じることはありませんが、3ヵ月、6ヵ月と継続していると大きな変化を実感します。
また、実力とかけ離れたことをやると、実力がつかなかったり、逆効果になるところも似ています。
実際に体験したこととして、そのときの実力で出来ないようなことを無理して行ったり、正しいフォームで練習をしないと怪我をすることがあり、何度か病院に行きました。
実力を伸ばすためには同じことをしているだけではダメで、常に負荷を大きくしていかなければならない点も似ています。
そして、効率良く実力を伸ばすためには、実力に見合った適切な負荷で適切な回数の練習を行う必要があるのですが、その見極めは素人には難しく、専門家に見てもらう方が確実です。
当塾では、生徒の実力が最大限伸びるように適切な負荷と適切な回数の指導を行っていきたいと思います。
令和5年8月4日現在の進度状況
1年生 数学A・・・「場合の数」「確率」修了
2年生 数学U・・・「微分法」修了,「積分法」の面積の求め方の基本まで修了
3年生B 総合演習17回目まで解説済
3年生V 総合演習7回目まで解説済
8月18日 前半終了
8月前半の授業が終わり、少し落ち着いてきました。
8月後半は授業回数は通常月と同じくらいの頻度になる分、個別指導を入れて8月前半でやりきれなかったことを指導したいと思っています。
8月前半で教えたことが全て身についているというわけではないので、これから復習をして定着させることが大切です。
個別指導はこちらから声をかけることもありますが、苦手分野があったり、質問がある場合は、生徒からも申告して利用をしてもらいたいと考えています。
高校1、2年生は2学期の良いスタートが切れるように、高校3年生は迫ってきた大学入試に向けて学力を伸ばすために、8月後半を有意義に過ごしましょう。
8月20日 折り返し地点
高校3年生で国公立大学への進学を考えている生徒は、共通テストまで残り150日足らずです。
推薦入試を受ける予定であれば11月に試験があるので、残り100日を切っています。
4月1日から今日までに経過した時間が140日程度なので、それを繰り返したら共通テスト本番です。
4月1日から今日までで劇的に学力が上がったという実感がある生徒はどれくらいいるでしょうか。
学力が上がったという実感が無くても、基礎的な内容を積み上げて来た生徒はこれから学力が伸びる可能性があります。
今から基礎的なことをやり直さないといけない生徒は、非常に厳しいのが現実です。
これから模試で結果が伸びないまま本番が近づいてくると、苦しいと感じることもあるでしょう。
高校3年生は、残された時間で何をするべきなのか逆算して、1日1日を大切に過ごしてください。
8月22日 危険な暑さ
毎年8月の日中は空調が効いている室内で授業をしているので、外がどれだけ暑いのかを忘れてしまいそうになります。
昨日家族で外出をしたとき、少し外で活動をしただけで肌がピリピリと痛くなるくらいの日差しでした。
最近、高校1、2年生の生徒が体調不良で授業に出られないことがあり、聞くと朝の8時から夕方5時まで外で部活動をしていたということもありました。
休憩は十分取っているとは思いますが、このような気温の中、長時間、外で活動するのは非常に危険です。
室内でも空調が聞いていない環境で活動をしているのであれば、同様に危険です。
部活動や学校行事の活動は健全に成長をしたり、幸せになるために行うものであって、命の危険を伴って行うものではありません。
どれだけ経験がある指導者でも、生徒各自の体調を完璧に把握することは難しいので、自分の命は自分で守るという意識を持って活動をしてもらいたいと思います。
8月23日 知識が必要な問題
数学の面白いところは、必要最低限の知識を覚えて正しく理解をしていれば、見たことのない問題でも解けるところにあると思っています。
しかし、大学入試問題の中には経験が無ければ、その場で解法を思いつくのが難しい問題も存在していて、知っていれば満点、知らなければ0点となることがあります。
近年の大学入試では、そういう問題の出題はそれほど多く無いと感じますが、全く出題されないわけではありません。
高校3年生の演習の授業で用いている問題は、自分で考えることで学力がつくようなものを多く選んでいますが、上記のような問題も少し混ぜています。
当塾の指導では、解法を覚えないといけない問題に関しては「これは覚えるしかない」と言っています。
しかし、解法を覚えなくても良い問題では、理解を重視して、その場で考える習慣をつけようという声かけをしています。
効率良く高校数学の内容を身につけるためには、このバランスが大切だと考えています。
8月25日 9月の予定表
9月の予定表をTOPページにアップしました。
9月は前半に運動会がある学校が多いため、講座によっては授業が一週間空くような予定になっています。
その分、中盤の日程を工夫して授業回数を確保しています。
講座によっては曜日が固定されていない変則日程になっているので、予定表を確認して通塾してもらいたいと思います。
当塾は学校行事を大切にしてもらいたいと思っているので、日程を工夫して通塾しやすい予定を組んでいます。
しかし、集団で指導をする以上、生徒の個人的な予定を全て考えていたら授業が成り立ちません。
学校行事などの公的なものに対しては日程を考慮しますが、それ以外の予定に関しては生徒の方が出来る限り都合を合わせるようにお願いします。
8月29日 直りにくい癖
当塾では、授業で新しい内容を扱うとき、例題を説明しながら解いて、それと同じような問題をその場で生徒に解かせています。
このときに、複数の問題を一気に解いて、答え合わせをまとめて行ったり、答え合わせを行わない生徒がいることが非常に気になります。
見かけたときは、必ず1問毎に答え合わせをして、間違っていたら答えが合うまで解き直すように指示をしています。
習ったばかりで定着もしていないときに、雑な取り組み方をすると、間違いが定着してしまい、問題を解くほど学力が下がる危険性があります。
そういう生徒に宿題の取り組み方を尋ねると、同様にしていることが非常に多いです。
何のために問題を解いているのか、どのように取り組めば実力が伸びるのかを考えながら、誠実に取り組んでもらいたいと思います。
8月30日 8月が終わります
明日は授業が無いので、今日で8月の授業が終わりました。
個別指導などを入れると1日中指導をしている日が多かったので疲れました。
9月からはいつも通りのスケジュールとなりますが、個別指導を入れたり、講座を分けたり、新しく教材を作成したりとやることはあるので、忙しさはそれほど変わらないかもしれません。
高校1、2年生の生徒は、塾に通っていない生徒と比較をすると8月の学習量は多かったと思います。
しかし、大切なのは瞬間的な勉強時間ではなく、それをいかに定着させていくのかです。
これからどのように過ごすのかよって、8月の勉強が意味のあるものになるのか、無かったことになるのかが決まります。
一度授業を受けて1回2回復習をしたくらいでは、知識は定着しません。
いつ、何を聞かれても大丈夫な状態に仕上げることを目標に9月以降を過ごしていってもらいたいと思います。