2026 7月
7月1日 現在の進度状況と、これからの授業予定
現在の授業の進度状況と、これからの授業予定を書いておきます。
令和8年7月1日現在の進度状況
1年生 数学T・・・「2次関数」修了
数学 A・・・「場合の数」終了
2年生 数学U・・・「対数関数」まで修了
数学 B・・・「数列」の漸化式,数学的帰納法の推測して用いる形まで修了
3年生B 「標準問題」・・・150問まで解説済,総合演習3回目まで解説済
3年生V 数学V・・・全分野修了,総合演習3回目まで解説済
今後の授業予定は以下のようになっています。
1年生 7月 数学A・・・「確率」
8月 数学A・・・「確率」「図形の性質」,数学T・・・「三角比」
2年生 7月 数学B・・・「数学的帰納法」,数学U・・・「微分法」「積分法」
8月 数学U・・・「積分法」,数学C・・・「平面ベクトル」
3年生B 7月 「総合演習」「マーク演習」
8月 「総合演習」「マーク演習」
3年生V 7月 「総合演習」「マーク演習」
8月 「総合演習」「マーク演習」
今年度の高校1、2年生は昨年度までより授業進度が早いです。
これは一部の学校の進度が非常に早くなっているのに対応するためです。
ただ、現時点でも内容の定着が厳しいと感じていて、これ以上授業速度を上げると学習した内容が全く定着しない可能性が高くなると感じています。
生徒の様子を見ながらになりますが、今後は学校より授業が遅くなったとしても、復習をいれて内容の定着を優先するつもりです。
高校の数学は苦手な分野を作ってしまうと、それが他分野にも影響することがあります。
特に基礎的な計算処理が曖昧なままだと、学習効率が落ちてしまいます。
速度だけを意識しても大学入試に有効な勉強にはならないので、気をつけたいと考えています。
現在、高校2年生は満席のため途中入塾は受け入れていません。
高校1年生は途中入塾が可能で、高校3年生の受け入れは状況に応じてとなります。
入塾をご検討されている方はご相談下さい。
7月2日 餅は餅屋
私の子供(小学生)が中学受験をしたいと言い出したので、今日は塾の面談に行ってきました。
塾をやっているのだから自分で教えたら良いと思われそうですが、中学入試に向けて教える自信は全くありません。
大学入試の内容を高校生に教えられても、小学生に適切な指導が出来るとは限りません。
中学生は高校と内容が繋がっている部分もあるのでまだ教えられるでしょうが、小学生はどの知識を使って良いのか把握出来ていないので無理だと思います。
そして、問題を通じてどういうことを理解させればいいのか、どれくらいのペースで何をやるべきかも分かりません。
そういう状態から責任を持って教えられるようになるには膨大な時間と経験が必要になります。
当塾にもこれまで、親や親戚が勉強が得意だったので家庭で勉強を教えてきたけれど上手く行かなかったと言われて入塾された方が複数います。
実際に教えられる学力や指導力があったとしても、別の仕事をしながら片手間で最後まで教えられるかというと現実的ではありません。
どのようなことでも、専門家に任せる方が上手く行く可能性が高いと思います。
7月3日 報告の習慣
定期考査が終わったので、返却されたテストを確認しています。
数学を含めた科目の得手不得手は確認していますが、点数はそれほど気にしていません。
特に数学に関しては、点数よりも基礎的な内容の定着を気にしてテストを見ています。
毎回そう言っているのですが、生徒によってはテストを見せるのを渋ることもあります。
こちらは怒ったり褒めたりすることを目的に見せてもらいたいのではなくて、テストの内容から補填しないといけないことが無いかなど状況の確認をするために見たいだけです。
ですから点数が悪くても怒りませんし、良くても大して褒めません。
点数によってテストを見せる、見せないというように変えるのは危険で、正確な状況判断が出来なくなります。
どのような状況でも報告する習慣をつけるのは、問題の早期解決のために重要です。
問題が大きくなり、隠せなくなってから現状がバレるというようなことが無いようにしてほしいです。
7月4日 確率に入りました
高校1年生は今日から「確率」の授業に入りました。
「場合の数」と「確率」はセットになっている分野で「場合の数」で学習したことを用いて「確率」を求めることになります。
ただし、そのまま使える知識と異なる考え方になる部分があるので、そこをハッキリ区別しておきたいところです。
今年は例年よりも早いペースで授業が進んでいるので、まだ「場合の数」の内容が定着していない生徒もいるように感じます。
これから生徒の様子を見て、復習をしながら進めていきたいと思います。
7月5日 オープンキャンパスに行ってはいけない理由
毎年注意喚起として、オープンキャンパスに行くべきではない理由を載せています。
国公立大学を志望している生徒はオープンキャンパスに行って得る利益よりも行って得る害の方が大きく、マイナスの行為なのでやめていただきたいと思っています。
なぜダメなのかを編集、掲載しておきます。
〜〜 ここから 〜〜
私立大学を指定校推薦で受験する予定がある場合は、面接で話す話題にもなるのでオープンキャンパスに行く意味はあるかもしれません。
しかし、国公立大学は共通テストの点数を基に受験する大学を決めるので、オープンキャンパスで見に行った大学を受験しない場合がほとんどです。
オープンキャンパスに行って自分に合う大学を調べたいと言う人がいますが、行っても合うかどうかは分かりません。
オープンキャンパスに行っても普段とは様子が違うので、実際の大学の雰囲気は分かりませんし、高校生向けの講義を聞いても、大学に入ってから学ぶ内容を正確に知ることは出来ません。
また、本当にオープンキャンパスで自分に合う大学を探すのであれば、何校も行って比較しないといけないので現実的ではありません。
2019年に、ある企業が大学1年生を対象に行ったアンケートによると「進学するための情報をどこで得たか」という質問(複数回答可)に対して「オープンキャンパス」と答えた人は全体の0.7%でした。
こうしたデータからも、ほとんどの学生は「オープンキャンパス」で得られる情報を進学するための判断材料としていません。
直接見て確認しなくても、見学に行きたいと思うような大学は全て良い大学です。
大学の良し悪しとは別に、これまでの指導経験からオープンキャンパスで大学に対する先入観を持つことは進路決定にマイナスに働く可能性があります。
本当は良い大学なのに、見に行ったときに対応した人の印象が悪かったという理由で、その大学を受験したくなくなったという生徒がいました。
対応した人と大学に入学してから会う可能性はほとんど無いのに、こういう感情になることもあるのです。
また、この大学に行きたいという思いが強くなりすぎて、共通テストの点数を考えると合格する可能性がほとんど無いのに受験をしてしまう生徒がいます。
同じ位のレベルの大学で合格する可能性があるところを探したり、少しレベルを下げて合格する可能性があるところを受験するという冷静な判断が出来なくなる危険性もあるのです。
国公立大学は行きたいからという理由で入学できるものではなく、学力をつけて選抜試験に勝ち抜いた人が入学できるところです。
オープンキャンパスに行こうとする人は大学受験に対する根本的な考え方が間違っています。
目標に到達するためには、どのように行動するべきなのかを考えられるようになってもらいたいと思います。
7月7日 それはそうなるでしょう
考査前に、ある学校の授業進度がシラバス(授業計画)より一ヶ月以上早く、それらをすべて試験範囲にするので内容が身についている生徒はほとんどいないと思うと書きました。
今日定期考査を持ってきた生徒がいたので平均点を聞いてみると、平均点が低すぎるから教えないと伝えられたと言っていました。
平均点が低すぎるから生徒に伝えないというのもよく分かりませんが、そもそも平均点がどれくらいになると想定していたのでしょうか。
問題はテストの難易度や生徒の能力ではなく、授業進度や基礎的な内容の演習不足だということに気づいているのでしょうか。
大学入試のために授業進度を早くしているのかもしれませんが、それが大多数の生徒が身につかない進度であれば真逆の効果になります。
何が問題なのか話し合って今後の対応を考えないと、この学校のこの学年は大学入試で数学を使えない生徒が大量発生する危険性があると思います。
7月8日 そういう人になってほしい
当塾の自習室は塾が開いている時間は自由に使ってもらって構わないとしています。
基本的には授業が始まるまでの時間や、授業後に利用している生徒が多いです。
ただ、高校3年生になると、授業がある日も無い日もずっと自習室にいると感じる生徒が毎年います。
今年もそういう生徒がいるのですが、いつ見ても勉強をしている生徒は、演習の授業で添削をすると明らかに学力が伸びているのを感じます。
もちろん、勉強をしている姿を直接見ていなくても伸びている生徒はいて、目の届かないところで努力をしていると分かります。
必死で努力をしている生徒の学力は個人差があっても必ず伸びます。
半年後やそれ以上先のことを考えて、今必死に頑張りましょう。
7月9日 体調管理
今年は6月が涼しく、今週から急に気温が上がってきたからなのか体調を崩している生徒が多いです。
グループマッチなど、運動する機会があった生徒は非常に辛そうにしていました。
私もこの2〜3日は連勤が10日以上になっているせいか体が重いです。
これからの暑い時期、屋外や温度が高い所で活動をする場合は、無理をせずに辛いと感じたらこまめに休憩するのが大切です。
体が暑さに慣れていないと熱中症になるリスクが高くなるので、辛いと感じていなくても熱い場所に居続けないようにしましょう。
大学入試に向けての勉強は夏が勝負で、勉強をするにも健康でなくては頑張れません。
当塾では7月中旬から8月中旬にかけて28日連続で授業があるので、私も体調を整えていきます。
とりあえず明日は塾が休みなので、ゆっくりします。
7月11日 つるかめ算
子供が中学受験用の塾に行き始めて、習った内容が分からないから教えてほしいと言ってきました。
問題を見てみると「つるかめ算」というやつでした。
私は中学受験をしていないので「つるかめ算」という名前は知っていたものの、考え方は知りませんでした。
教科書を見てみると、要は「連立方程式の整数解をx,yを用いずに求めよ」というものだと分かりました。
普通は中学生で連立方程式を習って解くので、公立小学校では習わない中学受験特有のものです。
今まで聞いたことがあったのは、「つるかめ算」は中学受験でしか使わないから、そんな練習をしなくてもいいというものでした。
ただ、実際に「つるかめ算」を使って問題を解いてみて、そういうことをいう人は勉強に関して表面的なことしか理解していないと感じました。
問題の解き方だけを覚えて、数値を当てはめるだけの人には意味のない勉強になるかもしれませんが、意味を理解して数式と文章を書くようにすれば、非常に有用な勉強になると思います。
どのような勉強でもそうですが、解き方を覚えて知識を入れることだけを目的にするのであればあまり意味はありませんし、人間はAIに勝てません。
勉強をする理由は、物事を理解する過程で地頭が鍛えられていくのが重要だからです。
入試に合格することだけを目標に勉強をするのではなく、本物の学力をつけることを目標にして勉強をしてもらいたいです。
7月13日 個人と集団
最近、何人かの生徒から次のような相談をされました。
「夏休みの補習が受験で使わない科目なんですが、行った方が良いですか?」
「部活動を辞めたいんですが、顧問の先生から8月末までは活動するように言われて困っています」
「塾の授業に遅れたくないので、部活を少しだけ早く抜けたいと言っても顧問の先生が許してくれません」
ちなみに当塾は部活動に配慮した授業時間を組んでいて、どうしても間に合わない場合は遅れてくるか日程を調整しています。
遅れずに来てもらいたいとは思っていますが、個別の事情に出来る限り対応したいと考えています。
上記の話はいずれも、学校の先生との関係性をどう考えるか、集団と個人での活動にどう折り合いをつけるかということです。
全てのケースにおいてこうした方が良いということは無く「受験に使わない科目の補習に出た方が良いか」は、指定校推薦の利用を考えている場合などは行った方が良いかもしれませんし、一般受験しか考えておらず受験科目が固まっている場合は行く必要は無いでしょう。
部活動に関しては、どのような部活がどのような空気感で運営されているのかによります。
私が学校で部活動の顧問をしていたときは、各生徒の塾の時間を把握して、特定の生徒が塾で抜けても練習が出来るように予定を組んでいました。
大会前などは、塾の時間を変えられないかお願いすることはありましたが、一方的に塾に行くなと言ったり、塾には遅れていけばいいと言うようなことは絶対にありませんでした。
生徒がお金を払っている活動に関して、その時間を奪うのは金銭的損害を与えることになりますし、部活動よりも大学受験の方が人生に与える影響が大きいと考えていたからです。
ただ、上記のように考える学校の教員は少数派だと思っています。
多くの教員が、自分の関わる活動を生徒が一番に考えて当然だという思考です。
そういう人に対してどのような正論を言っても意見を変えることは出来ないので、どのように行動するのが自分にとって良いのかを考えた方が良いです。
この場合は絶対にこうすればいいということは無いので、相談をされたときはその生徒にとって一番良いのはどうすることなのかを一緒に考えたいと思っています。