日記・予定表
基本情報
塾の情報
最新日記 過去の日記
9月10日 数学が出来るようになる方法
前回の日記では、生徒がやりがちな数学が出来なくなる方法を書きました。
では高校数学が出来るようになるためにはどうすれば良いかというと、それは人によって異なります。
有名な数学者の高校時代の勉強方法を本で見たことがありますが、99%の人には無理だろうなと思えるような方法でした。
それを否定はしませんが、多くの生徒は同じようにやって上手くいくとは思えません。
これまでの指導経験から、私が考える多くの生徒に当てはまる方法は、計算や基礎内容の処理の正確性と速度を高めることです。
これまでに生徒を指導してきて、数学が出来る生徒は基礎練習の反復を嫌がりませんが、数学が苦手な生徒は嫌がる傾向にあります。
もっと言うと、出来ることでも何度でも基礎練習を嫌がらずに行えるかどうかで差がつきます。
基礎練習はする度に処理が速くなり正確性が増すので、それを用いた応用問題を解くときに細かい部分で詰まらなくなります。
また、基礎内容が完璧に身についていると、試験時間内で計算にかける時間が少なくなり、考えられる時間が長くなり、ミスにも気づきやすくなるため試験の点数が安定します。
これまでに何度も書いていることですが、数学が出来るようになるためには、基礎内容の完璧な定着が最重要事項です。
授業を聞いていれば自動的に勉強が出来るようになったり、この問題だけ解いておけば劇的に点数が上がるというような方法はありません。
地道な努力を毎日積み上げる以外に方法は無く、それが自分一人で出来ないのであれば、誰かに助けてもらって強制的に勉強をする時間を作るしかないと思います。