センター試験対策から難関大学2次指導まで 大学受験数学指導(高校生対象) 愛媛県松山市
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受験する大学選択の基準
ここからが本題です。
国公立大学を受験して合格出来るかどうかを考える基準はただ1つです。
それは
「合格するために必要な点数を2次試験で取ることが出来るのか?」
これだけです。
共通テストの得点が確定した後、合格するために2次試験で取らなければならない点数が分かれば、曖昧なB判定やC判定といったものに惑わされずに大学へ出願をすることが出来ます。
その数値を予測するというのが、当塾の進路指導の根幹部分になります。
ここから、実際の生徒のデータを用いて話をしていきます。
個人情報なので得点部分は黒塗りにしますが、言いたいことは伝わると思います。
まず、1つ目のデータです。
画面下部の黄色枠が合格するために2次試験で必要な得点率なのですが「85.1%」となっています。
実際に受験をすればまず不合格だったと思われますが、学校の進路指導ではこの大学の受験を強く勧められました。
理由は大手予備校のデータではB判定だったからです。
なぜこの状況でB判定が出るのかという理由は割愛しますが、大手予備校のデータはこのようなイレギュラーが混ざっています。
これがA〜E判定を鵜呑みにして受験をすることが危険だと言っている理由です。
もう一つ例を挙げます。
以下の2つのデータは同一の生徒のもので、予備校の判定はいずれもE判定でした。
上のデータの必要得点率は「100.5%」なので、2次試験で満点を取っても不合格になります。
それと比較して下のデータの必要得点率は「69.8%」なので7割取れば合格する可能性があります。
この生徒と面談をしたときに、初めはどちらもE判定なので上のデータの大学を受けると言っていましたが、数値の意味を説明して、最終的には下のデータの大学を受験することになりました。
E判定は絶対に合格しないというわけではなく、数値を調べて、合格する可能性がある大学を探せば見つかることも少なくありません。
この得点率をどのように予測しているのかというのは企業秘密ですが、現状では上記の数値を入手するシステムが学校にはありません。
では、学校の担任の先生に同様の資料を作ってもらえるかというと、知識があっても40人分は時間的に難しいと思います。
私がこの資料を作るのには1人あたり少なくとも2時間はかかります。調べることが多い生徒では5,6時間かかります。
また、次項で説明しますが、仮に作るにしても合格最低点を予測するのはかなり難しいです。
データの話をしてきましたが、数値を出す以上に重要なのは、生徒に適する大学をどのように探すのかです。
これは生徒を直接指導していないと分からないことなので、外部の生徒にデータだけで判断をして下さいと言われても不可能です。
※ 以下は日記に書いた内容を修正、加筆したもので愛媛大学医学部医学科のデータです。
細かい話なので、医学科受験を考えている方など興味のある人だけ読んでください。
これを書いているのが2020年なので2015〜2019の愛媛大学の医学部医学科のデータを例にして、医学部医学科に合格するのがいかに難しいのかを説明したいと思います。
直近5年間で合格最低点が最も高かったのは2017年の78%なので、合格最低点が78%だと仮定します。
下のデータは仮で作ったものです。
まず、オレンジの枠の0.78というのが合格に必要な得点率78%です。
次に見てもらいたいのは、共通テストの得点率(画像上部の黄色の枠)で、上から順に80%、85%、90%としてあります。
この数値が変化することで、2次試験の必要得点率(画像下部の黄色の枠)が変化します。
共通テストの得点率に連動して以下のように変化しています。
共通テスト得点率 → 2次試験必要得点率
80% → 76.5%
85% → 72.5%
90% → 68.6%
このデータから、共通テストの得点率が80%を切っている生徒は2次試験の全科目の平均得点率が76.5%以上必要になります。
また、共通テストで9割取れば2次試験の平均得点率は7割を若干切っていても合格出来るということになります。
共通テストで8割取れない生徒が2次試験で8割弱の点数を取るのは非常に難しいので、共通テストで8割以下の生徒は合格の可能性がほとんどありません。
国公立大学の医学部医学科に合格するためには、共通テストと2次試験のいずれも全科目で高い得点率を取らなければならないので、ミスがほとんど許されません。
このような得点率から考えても、国公立大学の医学部医学に合格するのが非常に難しいことが分かります。
松山数学塾
住所 愛媛県松山市小坂3丁目4−32 ホワイト岡田ビル1F
TEL 089-948-8908