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2017 2月


2月1日 家庭学習期間

愛媛県の公立高校は2月から高校3年生は家庭学習期間となります。つまり、学校に行かなくても良いということです。学校に行かなくて良いことには、メリットとデメリットがあります。

メリットで最も大きいのは、移動時間が不要になるので勉強時間が多く確保できるということです。また、今の季節はインフルエンザや感染性胃腸炎などが流行するので、人の集まる場所に行かないことで感染のリスクを減らすことができます。

デメリットは生活のリズムが崩れがちになります。朝起きなくても良いとなると、起きられない人もいるでしょう。今、昼夜が逆転してしまうと入試までの時間が少ないので元に戻すのが困難です。出来る限り今までのリズムを保つようにしましょう。また、1人で勉強をしているとモチベーションを保つのが難しくなる人もいます。家で勉強がはかどらないと感じた場合は、勉強に集中しやすい環境を探しましょう。

これからの時期、より難易度の高いことを勉強するときに気をつけてもらいたいのは、1人よがりの勉強にならないようにということです。

数学を例に取ると、センター試験と違い2次試験では記述での解答となります。答が合っていて出来ていると思っても、論理的に記述できていないと大きく減点されることもあります。

解答が論理的に書けているのか分かり辛いときは、先生に確認してもらうことが大切です。

これは数学に限らず他の教科や小論文なども同じです。自分で判断が付きにくいことは、面倒くさがらずに学校や塾で確認をして、最後の詰めをしっかりと仕上げましょう。


2月2日 志願倍率

昨日の2月1日が国公立大学の出願期限だったので、各大学の志願倍率がほぼ確定しました。2月2日現在、大学によっては当日消印有効のものがカウントされていなかったり、最終倍率が出ていないところもありますが、これからそれほど大きな変動はないでしょう。

受験生は自分が受験する大学の倍率は確認しておくべきですが、倍率が高いからといって諦めたり、低いからといって油断せずに、合格するためにやるべき勉強を進めていきましょう。


生徒に勧めるために大学を調べていて感じるのですが、昨年と今年は文系学部の再編が行なわれて受験形式や定員が変化している大学が随分あります。また、それに伴って理系学部の再編をしている大学も多少あるようです。

受験をする大学を探すときに、こういうことがあると受験難易度の読みが非常に難しくなります。学部の名前が変わっただけというような場合ならば良いのですが、入試を学科で分けて実施していたのものを学部で統合した入試に変更した場合や、新たな学部が創設されて旧学部と統合された場合などは、これまでのデータが全く通用しない可能性が高くなるからです。

旧帝大などの難関大学ではない国公立大学を受験する場合、学部再編や受験制度変更の初年度や2年目の大学への出願は、地元の大学など事情がある場合を除いて、あまり勧めていません。大学によっては出願倍率が異常に高くなることがあり、そうなった場合、過去の合格最低点は全く当てにならなくなります。

今年、生徒から学校でもらった予備校の資料を見せてもらいましたが、予備校の判定はこのような事情はあまり考慮されていないように感じました(もしかしたら考えているのかもしれませんが)。

大学受験は、最終的に自分の受けたいところを自分で決めて受ければ良いと思います。ただ、同じレベルの大学であれば、出来れば合格する可能性をある程度計算できるところをお勧めしています。


2月4日 変化

私は以前学校に勤めていました。内部にいるときは自分の周りのことしか把握できていなかったのですが、塾を始めて数年が経ち、色々な学校を定点観測することで見えてくるものがあります。

私が学校で勤めているときは、同じ学校であれば例年同じくらいの進度で授業が進んでいました。同じ指導者が教えているので当たり前に思うかもしれませんが、生徒のレベルは毎年多少変わりますし、同じ学年の先生と歩調を合わせるので一定になるとは限りません。それでも、ほぼ同じになっていたのは学習指導計画(シラバス)に沿って指導していたことと、前年以前の進度を確認して微調整をしていたからだと思います。

毎年同じペースなのが良いか悪いかは置いておいて、塾で指導をしていて感じるのは、この数年で松山市内の高校の数学の授業は同じ学校であっても、毎年授業進度が全く違うということです。また、学校によっては授業進度だけでなく、使うテキストや学習内容も毎年に違うものになっています。

毎年変わっている最も大きい要因として、学習指導要領が新課程に完全移行したことで、一回りした(3年間教えた)先生が、経験を元に試行錯誤していることが挙げられます。新課程移行初年度に比べて授業ペースが早くなっている学校が多いことからも、意図して早くしていると思われます。

受験のことを考えた場合、授業のペースをあげて学習内容を早く終わらせたほうが有利です。それ自体は間違っていないとは思うのですが、あまりに早いとペースに付いていけない生徒が増えるのではないかという危惧もあります。

当塾では塾で予習をして学校で復習をして内容を定着させてほしいと思っているので、できる限り学校に先行するように授業を行なっています。しかし、想定しているよりもかなり早く進む学校があるので、このペースでは定着しないと判断して復習を多めに混ぜていくことにしました。

塾の最大のメリットは、毎年同じように授業をする必要が無いところだと思っています。目の前の生徒にとって最も良い状況になるように変化させていきたいと思います。


2月5日 きちんとして下さい

昨日の日記で異常に早いペースで授業を進める学校があると書いたのですが、今日生徒に学校の授業がどこまで進んだか尋ねると、一週間で教科書が50ページ以上進んでいました。一週間でそんなに進むはずが無いだろうと言うと、他のクラスより遅れていたから急いで進めるといって、練習問題を解かずに教科書を読んで単元が全部終わりましたと言うのです。

学校の外部からは学校でどのように授業が行なわれていて、それが適切なものなのかどうか判断することは非常に困難です。保護者の方が生徒から話を聞いても、実情が分からないのでそんなもんなのかなと思ってしまうこともあるでしょう。

しかし、現場では絶対におかしいということが分かっているはずです。授業を行なうときに個人の裁量に任せる部分は大きいでしょうが、今回のようなケース(これが始めてではない)は、管理職が介入しないといけないと思います。

私は学校に対して敵意があるわけではありません。ただ、こういうことを書いているのは、生徒の不利益にならないように、やるべきことをきちんとやってもらいたいと思っているからです。


2月6日 オーダーメイド

2月になっても通塾している高校3年生は、国公立大学の2次試験で数学の記述試験が必要になる生徒となっています。

これからは過去問題の演習に加えて、生徒の受験する大学の出題傾向にあわせて、苦手なところを強化しながら、考える力が付くような問題を生徒毎に作成しています。当たり前ですが、問題を作成するだけではなく、記述の添削と問題の解説も行なっています。

やっておきたい問題が被っているときには、複数の生徒に同じ問題を出題することもありますが、基本的には一人ずつプリントを作成しているので正直、かなり手間がかかっています。

1年のうち8月と2月は指導する側も大変な時期になります。それでも今まで塾に通ってくれた生徒の最後の仕上げなので、悔いが残らないように全力でサポートしたいと思っています。


2月7日 心掛け

当塾では授業を受けた後、自分の使った机に残っている消しゴムのカスなどを掃除してから帰るように指示をしています。

そのときの様子を見ていると、机を綺麗にしようとしている生徒と、やれといわれたから形だけやっているふりをしている生徒がいます。

何でもそうですが、形だけやっているように見えれば良いと思うのか、意味があることをやらなければいけないと考えるのかは、日常の行動に出てきます。

形だけの行動を取っている人は、勉強もその場しのぎの形だけになっていないかどうかを考えてみないといけません。


2月8日 個別指導の有効活用

当塾は基本的には集団授業で指導をしていますが、それとは別に無料で個別指導を行なっています。TOPページの予定表を見ていただければ分かるのですが、黄色く塗ったところが対応可能な時間で、赤色が予約が入っている時間です。

個別指導の使い方としては、集団授業で取り扱っていない学校の課題や自分で勉強をしていて分からない内容の質問などや、苦手な単元の復習の授業などを想定しています。

無料にしているのは、出来るようになるためにある程度の時間が必要なのに、お金無いから個別指導を入れられませんとならないためです。

塾を始めてから今まで通塾してくれた生徒たちに良識があったためか、無料だからといって個別指導の時間を無意味に取れるだけ取るというような生徒はいませんでした。

しかし、本当は個別指導に来てほしいのに、来てくれないという生徒はいました。塾に通い始めたころは自分から言い辛いこともあると思うので個別指導の声かけをしますが、2、3ヶ月ほど通った生徒には声かけをしなくなります。お金を求めない分、やる気を持って来てもらいたいと考えているからです。


今日、ある塾生が指数・対数の計算が苦手なので教えてくださいと申し出てきたので個別指導を行ないました。計算するところを見ていると、間違ったルールが身に付いてしまっていたので、間違いを指摘して矯正していきました。

数学はどこが間違っているのか自分で分からない場合、直接指導をしてもらわなければ解決しないことが多々あります。当塾では、このような何とかしたいと思っている人を助けることを目的にしています。


2月9日 小休止

明日は塾をお休みにさせてもらいます。

受験直前期で色々と指導したいことはありますが、過去の経験からこちらのパフォーマンスを保つために少し休みを入れさせてもらっています。

最近はは授業と生徒の課題作成を合わせると毎日10〜12時間ほど数学をやっていました。自分で予定を組んでいるのでこのようになることは想定していたのですが、いざ実行するとやはり疲れます。

高校生3年生は今の時期「疲れたから今日は勉強をやめておこう」などとは出来ないので大変ですが、若い力で乗り越えて目標を達成できるように頑張ってください。


2月11日 必要十分条件

今日は「必要十分条件」が分からないので教えてくださいと、生徒からリクエストがあったので個別指導をしました。

生徒に話を聞くと、自分でどうにかしようと教科書や参考書などを読んだけれど何をすれば良いのかよく分からないとのことでした。

「必要十分条件」を苦手に感じる生徒は非常に多いのですが、その原因は参考書などを読んでも推奨される解法が書いていないからです。その上、ほとんどの書籍で表現が分かり辛く、何を書いているのか理解ができないことが多いようです。

私も学生時代に中々理解が出来なかったのですが、指導してくれた先生から(参考書には載っていない)解法を教えてもらい、問題が解けるようになりました。今日はその解法を教えて(参考書には載っていない)噛み砕いた表現で説明をしました。

参考書は有益なことも多いですが、読んでもほとんどの生徒が分からない分野も存在します。こういう分野は、塾に通っている生徒が非常に有利になるところです。


2月12日 自分の力で解いてほしい

高校3年生や一部の高校2年生は入試に向けて記述(論理的な解答を作成)の練習をしています。

記述の試験はマークタイプの試験とは違い、答があっていれば良いというわけではなく途中の説明がきちんと書けていなければなりません。また、公式に当てはめれば解けるというものはあまりなく、与えられた条件から論理を組立てて答に向かっていかなければならないため、数学は解法を覚えて解くものだと思っている生徒は苦戦しています。

記述の演習の指導では、基本的には問題の最後まで解説をするということはしません。生徒が考えて行き詰ったら、少しずつヒントを与えて自分の力で解くように促しています。高校の数学では、解法を覚えるのではなく、理解して考える習慣を身につけないと対応できないことが多いので、そのような取り組み方をしてもらいたいと思っているからです。

時には1時間で1問しか解けないこともありますが、こうした経験を積み重ねないと数学は出来るようになりません。数学だけではなく、苦労して自分の力で考えることが、生きる力に繋がると信じています。


2月13日 マーク模試

学校によっては、高校2年生はセンター試験と同タイプのマーク模試を受けているようです。始めて受けてみ戸惑うこともあったかもしれませんが、現時点で点数はあまり気にしてなくても構いません。

点数よりも気にしておかないといけないのは、マーク模試では問題を解くだけではなくマークを塗らないといけないので、それにどれくらい時間がかかるのかを確認しておくことです。

特に数学では、マークの個数が多いこと、分数は分子からマークが始まることや、数学UBでは数字だけではなく「a」が入る可能性があるなど、少し癖があるので、そのような形式に慣れていくことが大切です。

また、国語と英語は解きなれないうちは時間が足りないと感じることが多いと思います。時間配分の練習をしたり、国語であれば先に古文漢文を解くようにすることで、解き易さが変わることもあるので、これから色々と試していけば良いと思います。

そして、一番気にしてもらいたいことは自己採点が正確に出来ているのかです。知っている人もいると思いますが、センター試験では自分の点数は教えてもらうことが出来ず、自己採点の結果で大学に出願をします。自己採点と実際の結果がずれていると、合格の可能性が変わるので練習のときから意識しておかなくてはなりません。

実際に自己採点をやってみれば分かりますが、返ってきた結果と自己採点が何点かずれているということがよくあります。2、3点ならまだ良いのですが、毎回10点20点ずれている人は、原因が必ずあるので本番までに修正しないといけません。

問題が解ける解けない、点数が良かった悪かっただけではなく、こういうところも意識して模試を活用していきましょう。


2月15日 白紙

高校3年生は2次試験の記述演習をしているのですが、難易度の高い問題を演習させると、問題文の意味が分からないので何も書けません、ということが起こります。

2次試験では、基礎的なことが定着していない場合は何も書けないということが当然起こりえるのですが、数学が得意な生徒であっても何も書けない問題が出題されることがあります。

旧帝大を受験する生徒にはそのような問題を少しずつ混ぜて、問題文のどこに注目して、どういった思考で解き進めていくかという解説を行なっています。難易度の高い問題では、解答そのものよりも、問題へアプローチする思考の流れを追うことが最重要になると考えていて、こればかりは書籍や映像授業では伝わらないと思っています。

高校3年生に限ったことではなく当塾ではどの学年でも、何故そのように考えるのかを意識して指導しています。試験本番で答案用紙が白紙にならないように、出来る限りのこと伝えたいと思います。


2月16日 募集している生徒像

当塾では、入塾テストなどは行なっておらず、基本的には来る者拒まずという姿勢でやっています。しかし、面談をしたときに明らかに当塾に合っていないと感じる生徒のときには、その旨を伝えています。

入塾時の学力は問わないのですが、大学入試を一般受験することを想定しているので、大学へ行く気がないという人は向いていないと思います。また、高校内容の数学の習得を目指す塾ですから、中学校までの基本的な計算などは出来る前提で授業をします。中学内容に不安な要素がある人は補講に来てもらうことになります。

当塾は、おそらく他の塾よりも1ヶ月あたりの拘束時間が長いです。授業を進める時間の他に、生徒に問題を解かせる時間を確保しているため、指導時間は月に10コマ(20時間)が目安になっています。更に苦手な分野がある生徒には個別指導をするので、生徒によっては月に30時間近く通塾することになります。自分で勉強をする意思があり、頑張りたいという人は向いていますが、親に言われて仕方なく来た場合や、任せていたら何とかしてくれるだろうというような姿勢の生徒には向きません。そういう生徒は2、3ヶ月もたずに辞めることが多いです。

それと、通ってすぐに成績が伸びることはあまりありません。今まで教えてきて急激に伸びた生徒も多少いますが、入塾後6ヶ月以上経過してからです。ほとんどの生徒は急激には伸びず、気づけば少しずつ成績が上がってきたという位です。

正直、学校の定期考査であれば、対策をして直前に詰め込めばテストの点数を上げることは可能です。しかし、大学受験はそんなことをしても意味がないのでやっていません。

その場しのぎの勉強をするのではなく、本物の学力をつけるために辛くても努力をする気がある生徒に来てもらいたいと思っています。


2月17日 残り2回

高校3年生は、国公立大学前期試験まで残り一週間余りとなりました。塾の授業は、文系理系とも残り2回ずつになっています。

まだまだやりたいことはあるかもしれませんが、当日までに出来るだけのことをやって、万全の体調で受験できれば良いと思います。もちろん結果が良いに越したことはないですが、それよりも大切なのはどのように目標に向かって努力をしたのかだと考えています。

2次試験で数学を使う高校3年生が1年間でどれくらい問題演習をしたのかを計算してみると、120〜150問位の大学入試問題を解かせていました。問題数はものすごく多いわけではないですが、精選した問題を与えてきました。

最後まで同じペースで演習を続けて、やり切ったという気持ちを持って受験に臨んでもらいたいと思います。




2月19日 謙虚な気持ち

松山市内では明日から定期考査があるという高校もあれば、既に終わっている高校や、来週にあるという高校もあり、考査の日程がバラバラになっています。

こういう期間はあまり授業を進めることが出来ないので、定期考査前の生徒は考査内容の勉強を、定期考査後の生徒は基礎的な内容の復習プリントを解かせています。

復習プリントは出来るだろうと思う内容も反復練習のために入れているのですが、ある程度数学に自信があるという生徒でも、復習をしていないと基礎的な問題が解けなくなっていることがあります。

勉強をしていく上で自分に自信を持つことは大切なのですが、自信が過信になってしまってはいけません。勉強はどれだけ出来るようになっても謙虚な気持ちが大切です。

以前出来たことが現在でも出来るのかを確認しておこう、定着していることでもミスを減らしてスピードを上げるために練習しようという気持ちで取り組んでもらいたいと思います。


2月20日 質問受付中

現在、定期考査期間中の高校が多いため、塾は13時頃から開けるようにしています。家では集中して勉強がしづらいという生徒は自習室を利用して下さい。

質問があるという生徒は、予定表を確認して黄色い時間帯は対応可能なので、個別指導の予約を入れずに質問に来ても大丈夫です。

塾が主導で考査対策はしませんが、生徒が主体的に行う考査対策には協力します。頑張りましょう!


2月21日 点数には現れない部分

当塾は、数学が得意だという生徒ばかりではなく、どちらかというと苦手だから何とかしたいという思いで入塾してくる生徒の方が多いです。

数学が苦手な生徒は、思いもかけないところで引っかかっていたり、表記のルールが身に付いていなかったりと、人それぞれ症状が違います。また、分からないまま対処しなかった期間が長くなるほど、学校の考査や模試の点数が上がるまでに要する時間も長くなります。

しかし、点数には現れなかったとしても、努力をしていれば成長をした部分を指導する側は感じます。現在在籍している生徒で、成績自体にあまり変化はないですが、問題への取り組み方が目に見えて変化してきている生徒が数名います。

こうした変化を見られると、塾をやっていて良かったなと心から思えます。ただ、点数という結果に結びつくまでにはまだ時間がかかりそうなので、それまで支えてあげられればなと思います。


2月23日 3月の予定表とご案内

3月の予定表をTOPページにアップしました。3月からは学年が一つ上の表記になりますので注意してください。

年によって文理共通範囲が終わるまでは講座を分けないこともありましたが、来年度の高校2年生は文系と理系で講座を分けて授業を行ないます。

3月は部活動、定期考査に加えて春休みがあるので、かなり変則日程になっています(いつも変則日程なのですが)。曜日が不規則になると、予定表を確認していないため授業に来ないという生徒がたまにいますが、そういうことの無いようにお願いします。

新高校1年生の授業は第1回目が3月27日(月)の13:30〜15:30となっています。3月は体験授業扱いなので無料で受講してもらえるようにしています。授業を受ける前には面談が必要になりますので、お早めにご連絡いただけると助かります。

例年、年度初めから入塾する生徒はそれほど多くなく、高校に通い始めて数学が分からなくなってから来る人が多いのですが、始めから塾に通っている方が負担が少なくて済みますので「新高校1年生で入塾をお考えの方へ」をお読みになり、ご検討ください。

また、当塾は入塾テストなどは無く先着順で席が埋まり次第募集停止になります。3月に定員が埋まることは無いと思いますが、現在1年生(新2年生)は空席無しといった状況になっています(文理に分けるので3月以降の受け入れは可能です)。

3月以降、新高校2、3年生は受入れ可能ですが、数学が苦手な生徒が入塾した場合は、春休みに集中的に補講を行ないます。

いずれの場合も、早めにご連絡をいただけると対応がしやすいので、よろしくお願いします。


2月24日 大学受験

明日は、国公立大学2次試験の前期日程となっています。前日の今日は移動日や下見をしている生徒が多いと思います。

当塾の生徒も何名か試験を受けに行っていますが、ここまできたらこちらに出来ることは祈ることだけですから、遠くから実力が出せることを祈っています。

入試本番は、体調や緊張に加えて問題の相性、それ以外の外的要因(天候や周りの受験生など)も含めて、自分では完全にコントロール出来ないことが発生します。

大学受験の結果にはどうしても運の要素が入ってくるので、私が受験で大切だと考えているのは結果そのものではなく、本当にその大学に合格するだけの実力が付いていたのかということです。勉強をして学力が付き、人間的に成長出来たのであれば大学受験の目的はほとんど達成していて、その副産物として大学入学の権利が得られる位に考えています。

受験生本人は中々そのように考えられないかもしれませんが、ここまでやってきたことにこそ意味があると思って、明日の試験を頑張りましょう。


2月25日 これからの過ごし方

今日は国公立大学2次試験の前期日程がありました。東京大学などでは明日も試験がありますが、ほとんどの国公立大学は前期日程は今日で終わりです。

何度も書いているのですが、前期日程が終わると勉強をしなくなる生徒が非常に多いです。

これから卒業式もあるので何か終わった気持ちになってしまうのかもしれませんが、前期日程の結果が出るまで勉強をしないのは絶対にいけません。

大学によって多少違いますが、前期日程の合格発表は3月3日から10日頃となっていて、3月7日前後が多いように思います。仮に3月7日まで勉強しないとすると10日ほどブランクが生まれます。

後期日程は3月12日に実施されるのですが、勉強をやめてしまうと結果発表からもう一度やる気を起こすのは不可能だと思います。前期日程の出来が良くても悪くても、後期日程を受けに行くつもりで勉強を継続しておくことが大切です。

気持ちが切れて後期日程を受験しない生徒や、勉強をせずに受験する生徒もいますから、センター試験の点数があまり良くなかった生徒でも、努力をしていれば報われる可能性は十分にあります。


2月28日 調整役

定期考査の時期は学校によって違うのですが、松山市内の全ての公立高校は今日で考査が終わりました。

今日の高校1年生は考査後1回目の授業だったのですが2時間復習をさせました。当塾ではこうして復習の時間を設けて問題を解かせることがありますが、今年度は昨年までと比べて復習の時間を取ることが多いです。

その理由として、この何年かで松山市内の高校の授業形態が変化してきているのを感じるからです。

以前は学校の授業で問題演習の時間を設けて演習量を確保していました。しかし、新課程に移行して授業をしないといけない単元が増えたこともあり、授業のスピードを上げなければ入試に間に合わないようになりました。そこで、授業で行う演習量を減らして、不足分は生徒に課題を渡して補い、授業は内容を先に進めることを優先するという学校が増えています。

こういう方法が良いか悪いかは置いておいて、塾で教えている生徒を見ていると、例年と比べて基礎内容の定着が弱い生徒が増えているように感じます。学校のペースについていけていない生徒には厳しい状況となっているようです。

授業のスピードを上げるとついていけない生徒が増えて、スピードを落とすと入試に間に合わなくなるという状況なので、学校の判断は非常に難しいものだと思います。

こうした状況に生徒が上手く対応出来るように、塾で調整をしてあげられればと考えています。



松山数学塾
住所 愛媛県松山市小坂3丁目4−32 ホワイト岡田ビル1F
TEL 089-948-8908