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2024 1月


1月4日 謹賀新年

明けましておめでとうございます、とは言いづらい年始になってしまいました。

1月1日に大きな地震があり、2日には航空機の事故があるなど大きな被害が出ています。

地震の被害状況が明らかになってきて、甚大な被害が出ていることに心苦しくなります。

受験指導をしていると特に気になるのは被災地域の受験生で、命が最優先ですが、無事に受験が出来ることを祈っています。

こうした自然災害や疫病があると、日々不自由なく勉強が出来て入試を受けられることは幸せなことだと感じます。

私自身も感謝の気持ちを持って、今年一年間を過ごしていきたいと思います。


1月5日 辰年

今年は辰(たつ)年です。

干支の人形を作ってくれている祖母は99歳になり、塾は11年目になりました。

あっという間に時間が過ぎて、塾を始めてから10年が経ったという実感がありません。

時間は目に見えませんが、このHPの記録や生徒の名簿を見ると確かに10年が経ちました。

これまでに関わっていただいた多くの方に感謝の気持ちを持って、今年も頑張っていきたいと思います。




1月6日 共通テストまであと1週間

今年の共通テストは1月13、14日で、暦の上で最も早くなります。

これが良い悪いということは無く、全員にとって同じ条件なので、そこに合わせて勉強をしていくだけです。

当塾でも高校3年生は淡々と演習を行っています。

昨年までは時間を計って問題を解いた後説明をしていましたが、今年度は解説を配布して分からない所のみ説明するという方法に変えました。

どうしても伝えたいことがある場合のみ全体に説明をするようにして、問題の解き直しは各自で行う方が時間効率が良く、理解も深まるのではないかと考えたからです。

これに限らず、今までの方法にこだわるのではなく、生徒の様子を見ながら指導の仕方を見直していきたいと思います。


1月7日 現在の進度状況

現在、高校2年生理系の授業は「数学V」の「極限」の分野に入りました。

「数学V」の内容は、これまでに学習してきた「数学TAUB」の各単元の知識を前提としています。

例えば「極限」の中の「数列の極限」では、数学Bの「数列」が身についていないと、内容を理解することが出来ません。

ただ、各単元を学習したからといって完璧に身についているわけではないので、実際には数学Vの授業と並行して「数学TAUB」の復習をしていきます。

当塾の高校3年生理系は6月頃に数学Vの授業が終わり大学入試演習に入るので、それまでに「数学TAUB」の復習を終えておかなくてはなりません。

逆説的に言えば、6月頃までに全分野の知識が入っていないと、大学入試で数学を使う状態に仕上げるのは困難だということです。

今日の授業では「数列」の漸化式の解き方を忘れている生徒が多くいたので、指示通りに復習をしてきてもらいたいです。


令和6年1月7日現在の進度状況
1年生   数学U・・・「複素数と方程式」の高次式の因数分解まで修了
2年生B   「標準問題」・・・27問まで解説済
2年生V  数学V・・・「極限」の無限等比級数まで修了


1月8日 人事を尽くして天命を待つ

公立高校は明日が始業式なので、塾は今日までが冬期講習でした。

1月1日の地震の被害が明らかになるにつれて、被災地の受験生は大丈夫なのかと心配になります。

全国で見れば、災害にあわなくとも、受験当日に体調を崩す生徒もいると思います。

受験はそういう運、不運も含まれたものなので、何事も無く受けられること自体が幸せです。

これから先の人生でも、何故このようなことが自分に起きるのかということはあるでしょう。

その中で自分の力が及ぶ部分で全力を尽くすことが大切です。

高校3年生は共通テストまで残り5日、最後までやるべきことをやりましょう。


1月9日 実力はついています

生徒を指導していると、以前と比べて確実に実力がついているのに、考査や模試の点数が変わらないことがあります。

高校では学習内容が多く難しくなるため、点数が取れるようになるために身につけなければならないことが多く、部分的に出来るようになってもそれが結果に反映されにくいのです。

そういうことが分かっているので、指導する側としては、実力がついていると感じることが出来れば、点数が伸びなくても気になりません。

ただ、生徒は努力をしても点数が伸びないと落ち込むこともあるので、実力がついてきていると感じる生徒にはその旨を伝えています。

大学入試本番まで点数が伸びないままでは困りますが、結果が出るのは時間がかかるので、辛い期間を頑張って乗り越えてもらいたいと思います。


1月10日 疲れてますね

高校3年生は共通テスト直前なので、新たな知識を入れるのではなく最終調整をしています。

ここまでくれば、勉強そのものよりも体調管理の方が大切なので、万全の状態で試験に臨めるようにしてもらいたいと思います。

高校1、2年生は、1年後2年後の受験に向けて、まだまだ新しいことを学ぶ必要があるので授業を進めています。

ただ、学校が始まった直後は生徒が疲れているのを感じます。

寒い中、学校まで移動をして授業を受けるのも疲れますし、冬休み中の課題を仕上げるのに疲れている生徒もいるようです。

そういう状況を考えて、授業進度を少しゆっくりにしてみたり、復習の時間を設けたりしながら徐々に慣らしていくようにしています。

無理をして体調を崩すと、その期間は勉強が進まなくなって結果的に効率が悪くなることもあります。

そうならないように食事や睡眠など、まずは基本的な生活習慣を整えましょう。


1月11日 共通テスト前、最後の授業

昨日と今日が高校3年生の共通テスト前の最後の授業でした。

共通テスト前の授業では毎年、事務的な注意点と精神的な注意点の話をしています。

様子を見ていると、共通テストで失敗をしたら人生が終わりだ、というような表情をしている生徒もいます。

そういう顔で試験を受けても良い結果が出るとは思えないので、少しでも肩の力を抜ければ良いと思って話をします。

これまで同級生や先輩後輩、生徒など色々な人を見て来て、共通テスト(センター試験)の結果がそのまま人生の幸福に繋がっているとはあまり思いません。

そういう瞬間的な結果よりも、与えられた機会に対して継続的に全力を尽くす方が幸せに近づくように思います。

共通テストも機会の1つにすぎないので、結果ではなく、目の前の試験に集中してもらいたいです。

無事に試験が受けられて、無事に帰ってこられることを祈っています。


1月13日 共通テスト、1日目

今日は、共通テストの一日目でした。

各予備校が難易度について色々と発表していますが、大学入試センターから出てくる平均点を見なければ確定的なことは言えないので、受験生は気にしなくても構いません。

大学入試は、単純な学力だけを測る試験ではなく、精神面や体力面など総合的な力を測っています。

試験が終わるまでは余計なことを考えずに、目の前のことに集中して頑張りましょう。


1月14日 共通テスト終了

昨日、今日と共通テストがありました。

受験生は肉体的にも精神的にも疲れたでしょう。

今日はゆっくり休んで、明日は自己採点の結果報告に来てもらいたいと思います。

気をつけてもらいたいのは、ここで勉強を止めないことです。

共通テストで一区切りと考えて勉強をやめてしまうと、再開するのが難しくなる人もいます。

実際に受験する国公立大学が確定するのはもう少し先になりますが、勉強は明日から始めましょう。


1月15日 資料作り

共通テストが終わり、今日は結果報告をしてもらいました。

これから学校の進路指導で各予備校が出しているA〜E判定の資料をもらうと思います。

知っておいてもらいたいのは、A判定の中には本当に合格の可能性の高いA判定もあれば、合格する可能性の低いA判定もあり、E判定の中には絶対に合格が不可能なE判定もあれば、逆転合格が可能なE判定もあるということです。

詳しくは、進路指導の各項を読んでいただきたいのですが、A〜E判定だけを根拠に受験する大学を決めるのは危険です。

当塾では、過去の大学入試の合格最低点やその他の判断材料から、受験する国公立大学の検討資料を作成します。

資料作成は1人当たり平均2時間程かかり、調べることが多い生徒は5〜6時間かかることもあります。

今日から暫くは、その作業をしていきます。


1月23日 忙しかったです

国公立大学に出願をするための根拠となる資料作りをし続けていたため、日記が更新できませんでした。

まだ少し作る必要がありますが、資料が出揃った生徒は保護者と話し合って最終決定をしてもらいたいと思います。

毎年、この作業をしていると各予備校のデータだけで出願校を決めるのは危険だと感じます。

今回出てきた危険な例として、次のようなものがありました。

・ 予備校XはA判定で、予備校YはD判定
間違っている方の判定しか見ていなかったとしたら、受かるはずなのに落ちる、落ちるはずなのに受かるということが起こりえます。

・ C判定と出ているけれど、おそらく無理
ある予備校のデータでC判定と出ていたので合格最低点を出してみると、合格に必要な2次試験の得点率が90%となるものがありました。C判定は可能性があると考えて受験をしても、ほぼ不合格になったと思います。

その他にも、予備校の出している判定と、数値がズレていることがいくつもありました。

とは言っても、私が100%正しいという保証はありません。

最終的に何を信じて、何を根拠に出願校を決めるのかは生徒自身になります。

出願校が決まったら、それに向かって全力で頑張りましょう。


1月24日 中等教育学校で入塾をお考えの方へ

TOPページに
中等教育学校生で入塾をお考えの方へ
を掲載しました。

中等教育学校は高等学校とカリキュラムが異なっているため、途中入塾の場合、面談で現状を聞かせていただき、所属する講座を提案させていただきます。

当塾は高校数学の指導を行う塾なので、中等教育学校の生徒の受け入れは最も早い時期で中学3年生になる4月(体験授業を3月末に行います)からとなります。

ただし、中学校の内容が不安な場合は中学2年生の2〜3月に先行で入塾していただき、総復習をすることも可能です。

ご不明な点があれば、気軽にご連絡下さい。


1月25日 高校1・2年生で入塾をお考えの方へ

TOPページに
高校1・2年生で入塾をお考えの方へ
を掲載しました。

数学が苦手な高校2年生は、今、途中入塾をして大学受験にギリギリ間に合うかどうかだと思います。

高校3年生になってからの入塾では間に合わない場合が多いです。

間に合わないことが分かっている状態の生徒を引き受けるのは申し訳ないので、高校3年生の途中入塾は基本的にお断りしています。

始めるのが遅くなるほど苦しくなるので、入塾希望の方はお早めにご連絡下さい。


現在高校1年生の生徒は、数学が苦手でも今から頑張ればある程度余裕を持って高校3年生が迎えられるかもしれません。

ただし、通塾すれば自動的に数学が出来るようになるわけではなく、相応の努力が必要です。

現時点で理解出来てないことがあれば、個別指導で対応します。

数学を勉強するのに手助けが必要だという方は、上記ページをお読みいただき、ご検討下さい。


1月28日 2月の予定表

2月の予定表をTOPページにアップしました。

2月中旬に定期考査がある高校1、2年生は変則日程で指導をします。


国公立大学の2次試験で数学を使用する高校3年生は以下のように指導をします。

受験する大学に対応した教材を個別に作成して問題、解答をセットで配布します。

問題を解いたら生徒自身で添削をして、その後、こちらで不十分な点が無いか確認します。

また、解き方が解答と異なる場合や、解答を読んでも理解ができない場合など質問があれば対応します。

質問は配布した教材以外でも構わないので、当塾を最大限利用してもらいたいです。


1月30日 忙しいです

当塾では、国公立大学の2次試験で数学を使う生徒には、受験する大学の傾向に合わせて個別に問題を作成しています。

これまでに在籍した生徒が受験した大学は教材がありますが、時間が経てば傾向が変わっていることもあるので、必要に応じて作り直しています。

これらの問題を生徒が解いて添削してもらった後、確認しています。

また、解答を見ても分からない問題があった場合は解説をして、分野毎に復習が必要な生徒には教材を用意しています。

時間がいくらあっても足りないくらい忙しいのですが、大学入試の最後の仕上げなので、出来る限り生徒の力になれるように頑張ります。



松山数学塾
住所 愛媛県松山市小坂3丁目4−32 ホワイト岡田ビル1F
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