センター試験対策から難関大学2次指導まで 大学受験数学指導(高校生対象) 愛媛県松山市
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2014 4月
4月8日 塾を開設しました。
松山数学塾で生徒を指導している、一色隆輔です。
どのような考えを持った指導者なのか、ここで少しずつ
書いていければと思っています。
塾開設を考えてから何年も準備をしてきました。
やっと自分のやりたかった指導ができるのかと思うと感慨深いものがあります。
やりたかったのは目先の点数を取らせるのでは無く
本物の考える力、「論理的思考力」を生徒に付けるために妥協をしない指導をすること。
生徒の指導を最優先にした生活を送ること。
そのような塾にしていきたいと考えています。
塾の開設にあたっては
愛媛信用金庫さん、ご助言いただいた先生、税理士さん、前の職場の方々をはじめ
様々な方にお世話になりました。
この場を借りて、お礼を言わせていただきます。
4月9日 目指すべきところ
方針などにも書いていますが
当塾の目指すところは、本気で勉強に取り組み本物の力を付けるというところ。
そのためには、生徒の都合に合わせるということは出来ません。高校数学を仕上げようと思ったら、継続的な勉強が必要です。
塾に来てもらう時間は月平均で、2時間×10=20時間
これが最低ラインと考えています。
生徒の都合に合わせられないのは、少ない勉強時間でどうにかして欲しいということや、楽な方法ですぐに出来るようにして欲しいということです。
大学入試に対応するためには、そのような都合には合わせられません。そもそもそのような方法はありません。
部活動などには最大限配慮するつもりですが、個人の都合で時間を選ぶのではなく、勉強をこのペースでやらないといけないという環境で頑張るべきだと考えています。
4月10日 自習室
お問い合わせがあったので自習室の利用について書いておきたいと思います。
平日などは塾の時間が21時を過ぎることもあるので自習室で飲食をしてもかまいません。
ただし、臭いの強いものや、お菓子などは食べないようにして下さい。
勉強をするときには、ペットボトルや水筒なども机の上から片付けて下さい。
ゴミの持ち帰りもお願いします。
ついでに書いておくと
教室や自習室に置いてあるゴミ箱は何でも捨てていいわけではありません。
消しゴムのカスや、ティッシュなどその場に捨てなければ仕様がないものを捨てるのに使って下さい。
周りに気を配り、どのような行動を取らないといけないかを考えて下さい。そういうことが学力の向上に繋がります。
4月11日 自習室A
自習室には、自習用の教材を置いています。
学校帰りや、自習用の教材が無いという人は自由に使って下さい。
教材は選定して今後、増やしていく予定です。
また、自由に使っていい紙も置いておくので、多くの問題を解いて学力の向上に努めましょう。
4月12日 早いほうが良い
現在、塾に通っている高校1年生の学校では4月14日(月)が初めての授業です。
それに対してうちの塾では3月末から授業を開始しています。今日、明日は連続で授業があります。
学校の授業も宿題も少なく、体力に余裕のあるうちに進められるだけ進める予定です。目標は夏休み終了までに、1年生で習う範囲を終えてしまうペースです。
そんなに早く進めても学校でやるころには忘れてしまうと思われるかもしれませんが、定着するためには、一度忘れてしまうくらいでもいいのです。
勉強は何度も繰り返し、頭に入れないと定着しません。そして、その繰り返しは適度に時間が開いているほうがいいのです。
特に数学は短期的に一気に勉強するのではなく、時間をかけて熟成させなければなりません。
生徒の状況を見ながらペースは変動させていきますが大学受験に照準を合わせて授業を行っています。
高校一年生の段階から大学受験に向けて意識して勉強するというのは生徒にはなかなか難しいと思います。
だからこそ、教える側が意識して、大学受験に向けた指導を行わないといけないのです。
4月13日 ミスの防ぎ方
4月前半、1年生に確認テストをしましたが、思ったよりも出来ていませんでした。
習ってすぐに行ったため、定着していないから仕方ないこともありますが、どちらかというと、そういう間違いよりも、文字を書き忘れたり、書き間違えたりといったミスの多さが気になりました。
「どうすれば、ミスがなくなりますか」と、生徒から聞かれることがあります。
その度に思うのは、自分でミスがなくなるように工夫をしたり考えたりしているのかということです。
自分が間違えやすいところを練習のときから分析して検算をしたり、確認をする作業を習慣化していかなければなりません。
これは、勉強以外でも同じことです。自分がミスしやすいことは、確認して修正することを習慣化しないといけません。
普段からの行動が勉強に出てきます。逆に勉強の仕方が普段の行動にも出てくるのではないでしょうか。
4月14日 個別指導について
当塾では、集団授業とは別に個別指導も行っています。
個別指導の内容は2種類あります。
生徒が分からない問題を持ってきて質問する生徒主体の個別指導とこちらが問題を用意して復習をやってもらう塾主体の個別指導です。
塾主体とは言っても強制ではありません。
ただし、
数学が苦手になってしまった高校生の方へ
でも書いてあるように本人が本気でどうにかしようとする気持ちを持ってほしいと思います。
塾に来るようになっただけでは、数学は出来るようにはなりません。本人が本気で頑張ろうと思う気持ちが大切なのです。こちらで出来ることは、その手助けだけです。
塾主体の個別指導は、演習中心で行います。基本的には、問題、答、解説、すべて渡して復習してもらいます。
私は、それを解いている姿を見守っています。
根本的に分からない分野は1から説明しますがまずは自分で勉強する状態を作ることが大切だと思います。
そのようなやり方なので、塾主体の個別指導は説明は一人ずつ個別で行いますが、複数の人を同一時間帯に見ることもあります。
個別指導の予約の時間はホームページのTOPの予定表か塾の教室にある予定表で確認して下さい。
黄色が空きの時間で、赤が埋まった時間です。予約が入ったときには更新していきます。
4月15日 周りがあれこれいうことじゃない
自分の子供の入学式のため学校を休んだという高校新1年生の担任の50代の先生が問題だと報道されていました。
ニュースでは、親としての気持ちも分かるとの意見もあるがどちらかというと批判の意見の方が多いように感じました。
このニュースを見て現場で働いていた者の意見として2つ感じるものがありました。
1つは担任の先生が50代ということ。
愛媛県では小学校や中学校でこの年の人が担任をしているのを見かけることもありますが、高校では小規模校や、特殊な事情が無い限り50代の教員が担任になるというのはあまり見かけません。
他県で働く友人にも聞いてみたが、ほとんどいないようです。
50代の先生が担任をするということは、何か事情があるのかもしれません。
もう1つは、騒ぐことで余計に話がこじれるということ。
これと同じケースが私の働いていた学校であったけれど、そのときは副担任の先生がきちんと対応されていて、特に問題になりませんでした。
始めにこのようなことがあっても、きちんと説明が出来て、指導ができる先生であれば生徒との信頼関係を築くことはできます。
それなのにマスコミが信頼関係が築けないと連呼することで当該の先生と生徒は信頼関係を築きにくくなるように思います。
この先生がどういう人でどういう状況かわからない中で、ひとつの事象を切り取って賛否を述べることはすべきではないし生徒に先入観を植え付けるような報道の仕方をすべきではないと思います。
生徒がマスコミや親の意見を鵜呑みにせず実際に目の前のいる先生と接して、人間関係を築いてもらいたいと思います。
4月16日 学校の先生の仕事
昨日は残っていた事務処理をするために、昨年度までの勤務校に行ってきました。
久しぶりに学校に行きましたが、先生方は忙しそうにしておられました。
学校の先生の仕事は知られていないことも多いので書いていきたいと思います。
・授業
生徒の前に立って授業を行います。大体、週に15〜18時間位が持ち時間となっています。
一日に3時間から4時間位です。時間で考えると、勤務時間の中では短い時間です。
・教材研究
授業で使うプリントを作ったり、テストを作成したり、生徒のノートをチェックしたりします。本当は知識を増やすために、自分自身の勉強もすべきなのですが、そこまで手が回る先生は、なかなかいませんでした。
・HR運営
担任の先生は、生徒の記録(成績や出席や行動)を付けて、年度末にはそれを手書きで専用の用紙に記入します(パソコンで記入する県もあるそうです。羨ましい)。大体1人分完成させるのに1〜2時間はかかります。問題行動が起きれば家庭訪問をして、指導計画を話し合い、記録や様々な手続きを行います。
また、定期的に面談を行って、生徒の様子を確認したり、進路の相談にのったり、進路についての適正を考え、調べたりします。3年生の担任の場合、それに加えて大学や就職先に提出する書類の作成や、面接の指導なども行います。
・部活
放課後(勤務時間外)に19時位まで、部活動の指導を行います。熱心な部活や大会前などは、もっと遅くなることもあります。忙しくて練習を見にいけないこともありますが、水泳など危険な部活は練習中は指導者が見ている必要があります。部活動によっては土日も練習しますし、練習試合や大会が土日に入ることも多々あります。校務分掌が忙しい先生は忙しい部活の担当にならない傾向にありますが、学校の状況により様々です。
・校務分掌
学校の運営の仕事です。時間割を作成したり、変更をしたりする部署や、進路指導計画を立てる部署、運動会や文化祭などの行事を担当する部署、生徒指導を担当する部署など、その他にも様々な部署があり、文書を作成したり、事務処理を行ったりします。忙しい部署の忙しい時期などは、缶詰状態になったりします。
・会議
学年会議や職員会議や成績会議など、行事の予定を話し合ったり、生徒の成績について検討する会議があります。学校によって形式は様々で、短い学校だと1時間以内に終わりますが、長い学校だと3時間以上会議が行われる学校もありました。
・研修
愛媛県では、1年目、2年目、6年目、11年目は県主導の研修があります。年間通じてレポートを作成したり、研修会に参加したりします。
学校単位で授業を公開して研修の場になることがあると、準備に大変手間がかかります。また、年末には各教科の研修会があり、発表者はその準備をしなくてはなりません。
・それ以外の仕事
部活の顧問の先生の中には大会の運営を担っている人もいます。会場を押さえたり、文書を作成して各校に配ったりします。
愛媛県では県学力テストというのがあり、これも高校の教員が作成しています。
また、対外的な会議に参加する、資料を作成するなど、様々な仕事に任命されることがあります。
思いつくまま書いていきましたが、これで全てではありません。イレギュラーに仕事が発生して、本来の業務が圧迫されるということが幾度となくありました。
これだけの仕事量が発生する先生が、放課後に教科の個別指導を定期的に行うことはかなり難しいと思います。定期的に教えてくれる先生がいたら、感謝しないといけません。
4月17日 勉強会に参加してきました
とは言っても数学の勉強会ではなく歴史の勉強会です。
自分の興味を持った分野を積極的に勉強できるのは大人の特権だと思います。
高校生のうちは様々な知識を吸収する必要があるので、好きな分野だけを掘り下げていくということはなかなか出来ません。
『古事記』は日本最古の歴史書と言われており、日本の歴史が神話の時代から書かれています。
思えば高校生当時、学校で習う日本史や歴史は、なかなか興味を持てませんでした。
それは、現代に生きる私たちにどのようにつながっているか理解する力が無かったからではないかと思います。
深く考える力があれば、些細なことや、歴史からもたくさんのことが学べます。
それを可能にするのが数学を学んで得られる「論理的思考力」ではないかと思うのです。
4月18日 問題集の使い方
当塾では、授業を進めるときの教材として数研出版のサクシードを使用しています。
理由は問題数が多いこと、初学者に対してのレベルが適正であること、学校で副教材として使っているところが多いからです。
学校で使用していない人には購入してもらうようにしています。ところが、この教材は普通の書店には置いていないようです。ですから学校教材を専門に扱う書店に購入しに行きました。
はじめに言った書店で言われたのは取り寄せは出来るけれど2週間ほどかかると言うことと解答は取り寄せが出来ませんということ。その後に行った学校教材を専門に扱う書店でも、解答は購入できませんと言われました。
塾では、私が解説するので解答は必要ないのでそれでもかまわないのですけど。
松山市内では聞いたことありませんが、私が学校に勤めていたときに聞いた話では、ある地域の塾が販売していない問題集の解答を手に入れてコピーして生徒に配布していたそうです。
配布していた意図はよく分かりませんが、解説する力が無いのか解説する時間が無いのかだと思います。
私はこの教材の使い方として、自力で考えて分からないところは他人に聞いて分かるまで教えてもらうというのがコンセプトだと思っています。
学校では解答が手に入るので、解答を見たことはありますがある程度分かっている人にしか意味が無いような作りになっていると感じました。
ですから、サクシードは問題数をこなすのには適しているのですが自学自習用の教材ではありません。その解答を配布している塾はナンセンスとしか言えません。
自学自習用の教材は数研出版のチャートを薦めます。難易度の極端に高い大学でなければ2次試験対策に青チャートを何周もして完璧にこなせば十分合格できるだけの力はつくと思います。
そのときの勉強の仕方は後日書くとして、そうやって勉強することができれば塾なんていらないと思うかもしれませんが、自分一人で学校とは別の勉強のペースを延々と作れる人はなかなかいません。
また、参考書もある程度、数学が分かっているという前提で書かれている部分があるので考え方の核となる部分が分からないということがよくあります。
私の考えとしてはチャートで数学を仕上げることが可能な人は一通り勉強を終えた浪人生か、分からないところを質問できる環境にある人で、数学のセンスを持っている人だと思います。
大学入試に向けて数学を勉強しようと思っている人、数学が苦手になってしまってどうにかしようと思っている人は、自分の考えでなんとなく勉強を始めるのではなく、学校の先生などにどのように勉強していけばいいか一度相談するべきです。
もちろん、うちの塾でも相談に対応させていただいています。
4月20日 数学の勉強の仕方(復習)
先日の日記に書いた、私の考える数学の勉強の仕方を書きたいと思います。
今回は主に復習の仕方です。
全ての問題を解くというのは時間効率も悪いですし、現実的ではないので復習するときには次のようにするべきだと考えています。
教材は解答があるチャートなどがいいと思います。
・ 問題を見て解答の道筋が明確に立って、解けると確信できる問題は解かなくてよいです。
学校の長期課題などで復習すればよいと思います。
・ 解けるかどうか分からない問題は、解いてみます。試行錯誤して解けたならば、それで構いません。
・ 問題を見て、問題の意味が分からない、何をすればいいのかが分からないときは解答を見ましょう。読んで理解します。ここで大切なのは、なんとなく理解した気にならないことです。納得するまで読んで理解することが大切です。
そして、次に解答を見ずにノートに答案を作成します。大切なのは一度頭に入れてから書くということです。見ながら書いてはいけません。見て理解して書かないのもいけません。その解答を一週間後に再現できるかを試します。出来なければ同じ作業をします。これを何度も繰り返します。
・解答を読んでも意味が分からないという問題は誰かに聞くしかありません。内容が難しくなれば、そういう問題は増えてきます。
上記の方法は、、数学がある程度得意な人の復習の仕方です。
数学が苦手になってしまった人は、誰かに指導してもらって徐々に問題のレベルを上げてもらうなどの工夫をしないと、上記の方法では難しいと思います。
4月21日 学校と塾の両立
勉強は同じ分野を出来るだけ繰り返し行った方がいいです。繰り返す感覚は適度にあいていたほうが、より定着には適しています。
学校により授業の進度や、学習する分野の順番は異なりますが当塾では、松山市内の各校のシラバスから授業計画を調べ全ての公立高校に先行できるように授業計画を立てています。
塾で授業を聞いて一通り演習を済ませておいて、学校の授業と宿題で復習をして学校の長期課題で更に復習をすれば丁度よいと考えています。それでも苦手な分野はどのような問題をやればよいのかを含めて個人的に指導していきます。
学校で過ごす時間が長い高校生の勉強時間を有効に活用するには塾だけで全てを賄うのは難しいと考えています。学校の課題等の量も考えて、塾での課題量を調整します。
そのうえで、学校で説明してくれないような実践的な大学入試問題を高校1年生のうちから解いて応用力を付けることを目標にしています。
4月22日 読書
学校に勤務していたときは、忙しかったのでなかなか読めなくて貯めていた本を最近読んでいっています。
ジャンルにこだわりは無く、気になった本を購入して読んでいます。送料はかかりますが、Amazonだと中古で1円〜50円で欲しい本が買えるのがありがたいです。読み終わった本は教室の後ろの本棚に置いています。
学校の朝の読書などで読む本が無ければ、持っていてもらって構いません。
4月23日 周りの人と比べない
入試は基本、他人との戦いです。志望した人の中で、いかに順位を定員内に入れるかを競っているからです。
私立の定員以上に合格させる学校や、そもそも定員割れしている大学はその限りではないですが、国公立大学を一般入試で勝負しようと思ったら他人との戦いになるわけです。
しかし、自分の周りの人と自分の成績を比べることはあまり意味がありません。なぜなら、自分と比べて成績がとてもいい人や、とても悪い人は大体が同じところを受けないので定員に関係ありません。
それに大学入試は高校入試と違い、途中経過は関係ありません。(推薦入試、特に指定校推薦を考えている人は関係ありますが。)
高校では一度出来なくなると、ちょっと勉強したくらいでは追いつくことは不可能です。だからこそ、他人と比べず自分のペースで最終地点を目指すことが大切です。
現在上手くいっている人は、油断せずペースを守る、もしくはペースを上げていきましょう。
あなたの競う相手は周りではなく、全国の上手くいっている人達です。
4月24日 危機感
今日、面談をした生徒は数学が得意らしく、学校の授業で分からないところは特にないということでした。
それでも、入塾を希望する理由は危機感を感じるからと言っていました。
教科書の先々まで読んでいると、とても難しそうでこのままでは付いていけなくなる気がするということです。
数学が苦手になってから塾を探し始める人が多いのですが、理想は数学が苦手になる前に塾に行くことです。
一度苦手にしてしまうと、立て直すことと新しく習うことを同時進行で進めないといけなくなるので、非常に苦しくなります。
私が高校時代に塾に行くことを決めたのは4月末でした。
高校では塾に行かなくても自分で勉強をすれば良いと考えていましたが1ヶ月、学校の授業を受けて、自分で勉強をしてみて出来るようになると思えなかったので、すぐに高校数学を教えてくれる塾を探しました。
あのとき、危機感を感じて行動してよかったと思います。
当塾では得意な数学の力を伸ばしたいという人も歓迎しますが、数学が苦手になった人も立て直す手伝いをします。
本気で出来るようになろうとしている人には復習する時間を授業以外に設けてサポートしていきます。
4月25日 指導力
学校時代の教え子からメールが来ました。
塾で講師をしていて、生徒の質問してきた問題が分からないから解いて欲しいということでした。
あまり字が綺麗じゃないなあ(笑)。
数学の質問をされるのはわくわくします。
生徒が考えて出来なかったということは、難しい可能性があるからです。
彼にとって、こうして質問をしてくれる生徒がいることはとてもありがたいことだと思います。
先生の指導力は答えた質問の(量+質)と比例関係にあります。
今でこそ、私もそれなりの指導力があると自負していますが、それは今までに生徒がたくさん質問をしてきてくれたからです。
特に1月後半〜2月に大学入試問題を質問に来てくれるのはとても楽しいです。ですからこちらをわくわくさせる質問をするような生徒になるように鍛えていきたいです。
ちなみに、こちらが問題の解答です。
問題1
問題2
問題3
4月26日 5月の予定表
5月の予定表
をUPしました。
部活動の予定などを考えて予定を組んでいます。
どうしても都合の悪い日は、変更可能であれば対応します。その場合は随時HP上に変更した時間を乗せるので、確認してもらえればと思います。
4月27日 高地トレーニング
基礎的なことを繰り返しやることも大切ですが数学に関しては、ある程度基礎が身に付いたら解けるか解けないか、むしろ解けない位の難易度の問題演習を積んだ方がよいと考えています。
ただし、それには生徒の実力を見極め、問題を選択して正確な解説で理解を深めさせる指導者がいる場合です。
一人で勉強しているときにそのようなことは出来ません。ガイド無しでいきなり、険しい山に登るようなものです。そもそも、どの山に登ればいいのかも理解できないはずです。
ギリギリの難易度で勉強していると、高地トレーニングのような効果が得られます。
平均レベルの問題がとても簡単に感じるようになるのです。そして、更に過酷なトレーニングに耐えることができるようになります。
本日は一年生に初めてそういうテストを実施しました。半分以上の問題で白紙ですが、意味のある白紙です。
4月28日 勉強と成長
勉強を通じて人間は成長していきます。
ここでの勉強とは、教科の勉強だけではありません。
毎日、誠実に何かを積み上げていくという過程が勉強だと考えています。
本気で勉強している人は、勉強することの面白さや大切さに気付いてより頑張ろうという気になっていきます。
そして、成長するためには、漠然と取り組むのではなく、物事の考え方や、捉え方、対処の仕方を意識することが大切です。
私は生徒を指導していて明らかにおかしいと感じる場合は、性格や物事の考え方について意見を言います。
性格の問題だから、個性だからという言い訳をして意見に耳をかさないのも、選択肢の一つだと思います。
耳の痛い意見をどのように捉えるか、その後変わろうと思うかどうかはその人次第です。
勉強と成長には双方向性があると思っています。
勉強をするから成長するとも、成長をするから勉強が出来るようになるとも言えます。
年を取って感じることとして、昔、理解できなかったことが理解できることがあります。
このような経験から、勉強ができるようになるためには人間的な成長が必要であると考えて指導していきます。
4月29日 勉強と部活
個人的には勉強と部活の両立はほぼ不可能だと考えています。
何を持って両立というかですが、例えば難関大学に現役合格することと全国大会の上位入賞する部活動を同時にこなせる人はほとんどいません。
一般的な国公立大学合格と、時間を余り拘束されない部活であれば両立は可能かもしれません。
また、一般的な私立大学と全国大会上位入賞する部活ならば両立可能かもしれません。
問題は、まれに難関大学に合格して部活で全国大会に行ってしまう人がいるので、頑張れば出来ると学校の先生が思ってしまうことです。
これまで生徒を見ていると、ほとんどの人には無理だと感じます。
難関大学を目指すためだけに時間を使っている人や全国大会で上位入賞するためだけに時間を使っている人と、両方やろうと思っている人では差が出来て当然です。
何故、学校の先生が可能と思うのが問題かと言うと、時間を浪費する部活動があるからです。
部活動で得られるものはあるので部活動自体に反対しているわけではありませんが、生徒の進路のことを真剣に考えて運営しているのか疑問に感じる先生もいます。
生徒のことを考えて運営されていないと感じる場合は、生徒は自分で将来のことを考えて行動するべきだと思います。
4月30日 目標
東京で働く同級生のA君が帰ってきたので、昼食を取りながら話をしました。
彼は高校時代に、特に目標が無かったけれど自分のやりたいことが分からないから、とりあえず勉強をして大学に行ったそうです。
大学時代に、特に目標が無かったけれど自分のやりたいことが分からないから、とりあえず勉強して大学院に行ったそうです。
大学院時代に、特に目標が無かったけれど自分のやりたいことが分からないから、教授の薦めてくれる一流企業に就職したそうです。
今は生活に困ってはいないし、仕事はこなしているけれど本当にこれでいいのかと思うときがあると言っていました。
私はそれで良いと思います。
そもそもやりたい仕事が全ての人にあるとは限りませんし、あったとしてもその仕事に就けるとは限りません。
仕事ではなく、趣味を生き甲斐にすることも悪くありません。
仕事はお金を稼ぐためと、社会に貢献するために行うもので、その動機付けは何であっても構わないと思います。
学生でも社会人でも大切なことは、たとえ目標が無くても頑張ることだと考えています。
目標を持たなければ頑張れないというのは、努力をしないためのいいわけではないでしょうか。
松山数学塾
住所 愛媛県松山市小坂3丁目4−32 ホワイト岡田ビル1F
TEL 089-948-8908